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ときにはこんな「超高級魚」が釣れることも!

連載【漕いで、釣って、食べて】カヤックフィッシング奮闘記Vol.47

これまでこの連載では、食べられる魚だけでもキス、カマス、カサゴ、メバル、アオアジ、カワハギ、ショゴ、イナダ、ホウボウ、スズキ、マダイ、アオリイカなど、様々な魚(とイカ)を釣ってきた。これだけ多様な魚種を狙えるのも、カヤックフィッシングの醍醐味ではないだろうか。

狙う魚によって仕掛けが微妙に違ったりするが、ジグやインチクを落として巻き上げる釣りでは、何が釣れるか分からない楽しみもある。まだ出会えぬ魚がきっといるはずだと、寒い中、早朝から釣りに行って来た。ちなみに、11月後半以降は足が濡れると冷えて寒くなるので、私は防水パンツと防水靴下を着用。これで乗り降りの際も足が濡れることはない。

この日の天候は晴れ。朝日を浴びた富士山を遠くに眺めながら、葉山沖を目指す。魚探を眺めながら進むが、この日は魚影があまり見られない。

海に出る度に思うが、そこら中にわんさか魚の群れがいる日と、まったくいない日がある。そして、群れがいるからといって釣れるとは限らない。逆に魚影が見えなくても、釣れるときは釣れる。一年近くやっているが、未だにまったく読めない。毎回お客にそれなりに魚を釣らせる遊漁船の船長は本当にすごいなぁと思う。

ひとまず、根まわりのポイントに到着。反応はないが、インチクを落としてみる。すると、数投で何やらグググという感触が。ただそんなに大物ではない予感。妙に軽い。なんだろうと、巻き上げてみると、見たことのない魚が。

恐らくハタ系だとは思うが、なんとも可愛いサイズ。食べるにはちょっと可哀想かな、ということで、写真だけ撮ってリリース。大きくなって帰っておいで。

幸先が良かったものの、その後は何も起こらず。アタリさえない。昼頃まで粘ったが、あえなく帰着。帰宅後、あの魚はなんだったんだろうと調べると、なんと、ハタの中でも「オオモンハタ」という超高級魚らしいことが判明。かなりの美味だという。しかも伊豆やもっと南の方では大きくなるが、逗子あたりでは、30センチ程度までにしかならないとのこと。えー! そうなの? 食べれば良かった……。まぁ、いいか。

連載【漕いで、釣って、食べて】カヤックフィッシング奮闘記バックナンバーは『コチラ』から

穴澤 賢(あなざわまさる) 1971年大阪生まれ。2005年7月から愛犬との暮らしを綴ったブログ「富士丸な日々」が話題となり、その後エッセイ、コラムなどを執筆するようになる。著書に「またね、富士丸。(集英社文庫)」、「明日もいっしょにおきようね(草思社)」、「また、犬と暮らして(世界文化社)」、自ら選曲したコンピレーションアルバムとエッセイをまとめたCDブック「Another Side Of Music」(ワーナーミュージック・ジャパン)などがある。株式会社デロリアンズ代表。 Blog:「Another Days」

取材協力:MARINE BOX100 逗子市新宿2-14-4 http://www.marinebox.co.jp

提供元:BE-PAL

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