• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)

地野菜も買える!横浜駅に近いハマのアメ横「松原商店街」


東京の上野にある「アメ横」といえば、威勢のよい店舗が並ぶ商店街として名が知れていますが、横浜にも「アメ横」に似た商店街があることをご存知でしょうか?その名も「松原商店街」!常に人がごった返す商店街は個人経営の店舗がほとんどを占め、軒先からは威勢の良い声が飛び交います。平成のご時勢に忘れ欠けてしまった、買い物することの楽しみを「松原商店街」で思い出してみてください!

「やすさ・来やすさ」を掲げる「松原商店街」のアーチ

写真:木村 優光

「松原商店街」は、横浜でも中心部にあたる保土ヶ谷区と西区の境目に位置します。公共の交通機関ですと、横浜駅からは相鉄線で3駅目の天王町駅下車で、北東へ歩くこと約8分。車でも目の前を国道16号線が通っているのと、専用駐車場のほかにコインパーキングが点在しているため、アクセスは抜群に良いです。
相鉄線天王町駅周辺は横浜駅側近でも下町色が濃く、「松原商店街」へアクセスする間にも様々な店舗があります。「松原商店街」の入口地点でもある国道16号線までアクセスすると、写真のような商店街入口のアーチがあり、国道を挟んでいるにもかかわらず、対面まで商店街の勢いが伝わってくるほど!なお、アーチには「松原商店街」最大の謳い文句でもある「やすさ・来やすさ」が掲げられています。
実際にアーチをくぐって商店街へ入ってみると、昔懐かしい風景が広がっています。昭和の時代には当たり前のようにどこにでもあった商店街の風景が「松原商店街」の醍醐味。風景だけでなく商品の値段も昭和に匹敵するようなものばかり!

マグロの切り売りが有名な「魚幸水産」

写真:木村 優光

「松原商店街」のアーチをくぐって最初の十字路を左へ、すぐさま右側に個人店舗としては大き目の建物がありますが、これこそが「魚幸水産」!一見、漁港に聳え立つ鮮魚専用の冷凍倉庫が街中の商店街に!?と思いますが、店内にマグロを何体も冷凍保管しているということで、これだけの冷凍倉庫風の設備が必要なんでしょうね。

写真:木村 優光

この「魚幸水産」のウリは安い鮮魚を大量に購入できること!そのため、付近の居酒屋経営者なども買いに来るほどコストパフォーマンスは非常に良いです。ただ、少量購入となるとあまり向いていませんので、向かいのスーパーなどで購入すると良いでしょう。
魚幸水産店内の最奥ではマグロの解体を行っており、切り売りも行われています。必要な量を店員に申し出ることも可能!消費者が店員と対面して必要な量を申し出るシステムですので、お互いのコミュニケーションの場を見ることができる貴重なお店。そして、場合によっては値切りもOKですので、スタイル的に上野「アメ横」のよう!
もちろんそれ以外の鮮魚も活きがよく、値段に関しても庶民の味方!特に安くて鮮度のあるものは店先で並べられて売られています。店員さんの勧誘する声も「松原商店街」に響き渡り、威勢の良い商店街であることがわかります。

新鮮な野菜も「松原商店街」ならでは!

写真:木村 優光

松原商店街には八百屋の数が非常に多く、どの店も道路までせり出した商品がひときわ目立ちます。「松原商店街」のアーチをくぐって最初の十字路には、松原商店街でも一番目立つ存在の八百屋「外川商店」があります。十字路の角という立地を上手く利用して、陳列された野菜類は、店の前を通行する買い物客の目を上手いこと誘っています。

写真:木村 優光

軒先に陳列された野菜を見ていくと、どれも非常に安く新鮮!ただ、量的には多いものばかりが目立つため、こちらも少量購入する場合はスーパーへ出向いたほうが良いでしょう。それでも大家族で消費が激しい家庭には強い味方!貴方の近所にあるスーパーなどで売られている野菜と値段比較してみると、その違いにびっくりするでしょう。

写真:木村 優光

外川商店のほかにも、松原商店街には八百屋がたくさんあります。中でも地元横浜の農家と契約している八百屋もあるため、地野菜が購入できる店も!写真の中に「仏向産」と書かれたものがありますが、こちらは松原商店街と同じ保土ヶ谷区の地名で、距離にして2km弱。そのため朝採れ野菜の販売が早朝から可能なのです。

激安菓子店も忘れてはいけない!「泉屋」

写真:木村 優光

お菓子類に関しても様々な種類のものが売られている松原商店街。その中でも老舗店である「泉屋」は、「松原商店街」のアーチをくぐって2個目の十字路に店を構えています。こちらも角の店舗のため、商品を道路ぎりぎりまで陳列していて、つい立ち寄ってしまいたくなります。

写真:木村 優光

店内に入るとスーパーなどで普通に売られているお菓子もありますが、昔懐かしい駄菓子類も豊富に並べられてあり、常に地元の小さいお子さんで賑わっています。昭和の時代には当たり前のように存在した駄菓子屋のような光景が、「松原商店街」で見ることができるのです。

写真:木村 優光

お菓子といえば子供向けが多いですが、「泉屋」は大人向けのお菓子もちゃんと売られています。お菓子というよりか、お酒のおつまみのようなものですが、中でも写真のようなスルメイカが数枚入った袋も売られています。上野の「アメ横」に近い光景を見ることができます。

その他の店舗も盛りだくさん!

写真:木村 優光

「松原商店街」は食料品だけではありません。商店街のちょうど中央には貫禄ある建物が特徴的の激安衣料品店「柳屋」も!特に婦人向けの肌着や靴下などが100円均一の店よりも安く、作りも丈夫なところが人気の秘訣です。店内の奥のほうへ行けば紳士向けもありますので、男性の皆さんご安心を。

写真:木村 優光

「魚幸水産」のちょうど斜め向かいには、横浜の水源でもある山梨県道志村の魅力をアピールした「水カフェどうし」があります。道志村の情報発信のほかに、その地の水で育てたクレソン、豆腐などの販売や、イートインコーナーもあるため、買い物で疲れた体を休めることができるスポットとして有効活用しましょう。

「松原商店街」の基本情報

住所:神奈川県横浜市保土ケ谷区宮田町1-1-3
電話番号:045-341-7920
アクセス:相鉄線天王町駅より徒歩約8分
2018年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
横浜洪福寺松原商店街
http://kofukuji-matsubara.com/

【トラベルjpナビゲーター】
木村 優光

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

あなたにおすすめの記事

オリコントピックス