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お江戸深川めし本家!大正13年創業の老舗割烹「みや古」


農林水産省の郷土料理100選の「深川めし」は、江戸時代、漁師町で栄えた深川に伝わる漁師めしが起源。現在の東京都江東区門前仲町、清澄白川、森下等かつての深川エリアで続いている名物料理です。大正13年創業の老舗割烹「みや古」では、蒸し上げた深川めしをランチタイムにお手頃にいただけます。ぷりぷり食感のあさりの剥き身とお出汁ご飯のコンビネーション、深川めし本家の味を召し上がれ!

深川めし本家!森下の老舗割烹「みや古」

写真:Etsuko Ciao

大正13年創業の「みや古」は深川めしの本家として知られ、老舗の風格と下町情緒漂う割烹料理屋です。都営新宿線・大江戸線の森下駅から徒歩3分ほど。森下にゆかりのある松尾芭蕉館からも近くのどかなエリアです。みや古は、江戸時代から続くこの土地で名物「深川めし」を作り続けています。深川めしは農林水産省郷土料理100選のひとつに選ばれた、郷土料理なのです。

写真:Etsuko Ciao

現在の江東区森下、清澄白川、佐賀、門前仲町などは深川と呼ばれた地域。漁師町で、あさりや牡蠣、海苔がとれていました。この漁師さん達の仕事の合間に賄い飯として「ぶっかけ飯」で食べられていたのが、深川めしのルーツです。当時は手軽で簡単に屋台でも食べられていました。

青のりとプリプリあさりの剥き身たっぷりめし!

写真:Etsuko Ciao

写真の「深川めしセット」はランチタイム限定のメニュー。あさりたっぷりの深川めしを堪能できます。この他に深川めしに天ぷら付きの「深天」セットや、刺身付きの「深刺」セットがあります。
深川めしのルーツとなった漁師さんの賄い「ぶっかけ飯」は、あさりと葱を味噌で煮込み、白いご飯にかけたものでした。
みや古の深川めしは、二代目ご主人が戦前に板前修業をした経験から、あさりの持ち味を活かすように研究し風味を加えたもの。固めに炊いたご飯を熱い蒸気で一気に蒸して仕上げています。

写真:Etsuko Ciao

曲げわっぱの中に、剥き身のあさりがふんだんに入っていて食べ応えは抜群です!蒸し上げたぷりぷり食感を存分に味わうことができます。
深川めしのご飯は昆布出汁、酒、塩、醤油で炊いています。上にふりかけられた緑のものは、青のりと細かく刻んだ三つ葉です。ほんのりお出汁のご飯との相性はとても上品。あさりと絡めて口の中で味わって。

写真:Etsuko Ciao

深川めしセットはご飯だけでもボリュームがありますが、小鉢が2種類とお漬物、お吸い物も添えられています。これでお値段1,600円(税抜き価格)はとてもお得です。

お江戸深川の風情を伝える店内

写真:Etsuko Ciao

広々とした客室には、「藤座敷」と言って今では滅多に見ることのない藤の敷物が敷かれています。職人技を要するため製作できる職人さんが限られており、新調するのが難しい貴重なものとなっています。畳や板の間とは異なる古き良き温もりを感じさせる広間です。

写真:Etsuko Ciao

客間には、これまでのみや古の歴史が一目でわかる写真が飾られています。写真以外では、小説家の田辺聖子さん直筆の文章が書かれた色紙が飾られており、昭和の小さなミュージアムのようです。

写真:Etsuko Ciao

店内に置かれている電話機に注目!テレビドラマで見るようなレトロな電話機で、見た瞬間驚きますがよく見るとプッシュ式です。
数年前まで実際に使用されていたもので、現在はオブジェとして置かれています。今はお客様の殆どが自分自身の携帯電話で通話するため公衆電話は不要になり、通話契約は解除されましたが店内の雰囲気と合うのでそのまま設置されています。

割烹みや古の基本情報

住所:東京都江東区常盤2-7-1
電話番号:03-3633-0385
営業時間:11:30—14:00、16:30—20:00
定休日:月曜日、祝日の場合は営業し翌日休み
最寄り駅:都営新宿線・大江戸線「森下」駅より徒歩3分
2021年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
深川めし振興協議会(外部リンク)
http://www.fukagawameshi.com/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
Etsuko Ciao

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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