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レールマウンテンバイク「ガッタンゴー!!」飛騨の渓谷を自転車で冒険


岐阜県飛騨市で生まれた線路の上をマウンテンバイクで走る新感覚のアクティビティ、レールマウンテンバイク施設「ガッタンゴー!!」。まちなかコース・渓谷コースの2種類があり、渓谷コースは山を堪能するワイルドなコースです。
強くペダルをこいで、線路を辿る冒険は忘れられない思い出になるはず。飛騨の自然を体いっぱいに感じられる渓谷コースの魅力を紹介します。

翡翠色の清流を自転車で走りぬける

写真:レールマウンテンバイク ガッタンゴー!!

レールマウンテンバイク「ガッタンゴー!!」は、線路を自転車で走るアクティビティです。岐阜県飛騨から富山まで運行していた神岡鉄道が廃線となった後、鉄道のある風景を残したいという想いが集まって誕生しました。
神岡の市街地を巡る"まちなかコース"が開通し、2018年春に高原川沿いの路線を使った"渓谷コース"がオープンしました。

写真:潮 佳澄

神通川へと流れ込んでいく高原川はアユ釣りを楽しみに来る人も多い清流。翡翠のようなエメラルドグリーンの美しさとは裏腹に、迫力ある川音を響かせる急流でもあります。川に架かる鉄橋を歩いて渡るのでは怖くて進むこともできませんが、ガッタンゴー!!の渓谷コースでは、ダイナミックな川を近くに感じるスリル満点の景色が望めます。

飛騨の自然をワイルドに体験する渓谷コース

写真:潮 佳澄

自分たちの足で自転車のペダルを漕いで線路を辿っていくレールマウンテンバイク。ガタンゴトン、とトロッコのような音を渓谷に響かせて走っていると、線路の先に何があるのか…冒険気分が高まっていきます。
コースの全長は3.3Km。往復6.6Kmの道のりを走りきるためには、それなりの体力が必要です。そして、"冒険"と言うからには、体力だけでなく自然の中に入っていくスリルを楽しむ気持ちも大切。服装は汚れてもいいアウトドアスタイルで挑戦するのがおすすめです。

写真:レールマウンテンバイク ガッタンゴー!!

渓谷を走る路線には、高原川を跨ぐ3つの橋、明かりのない真っ暗なトンネルがあります。体を動かしながら景色を楽しむアウトドアがしたい人にとって最適な体験ができます。坂道のない平坦な線路を電動アシスト機能が付いている自転車で走ることになるので、息があがるほどではなく、山道をハイキングするくらいの爽快感がある運動というイメージです。

写真:潮 佳澄

トンネルでは水がしたたり落ちてきてドキリとさせられることも。怖さもある暗闇の中を進んで緑の山々へと抜け出る開放感は、線路を進むからこそ眺められる景色と言えます。

レールマウンテンバイクで絆が深まる?!

写真:潮 佳澄

渓谷コースで使うレールマウンテンバイクは、横並びで2人が漕ぎ手になる自転車。真ん中に補助席があり、3人乗りもできますが、3人乗りする場合は、体力に自信のある漕ぎ手を選ぶようにしたいところです。自転車のタイヤ横にはレールガイドが付いていて、安定して線路の上を進めるようになっています。
未就学児は渓谷コースに乗車できないので、ファミリーにはまちなかコースがおすすめ。まちなかコースでは、4人乗りやトロッコなど8種類のレールマウンテンバイクが用意されています。

写真:潮 佳澄

2人乗りでは2人の力だけが推進力になるので、息が合えばより楽に進むことができます。バラバラに漕いでも前には進みますが、カーブでバランスをとったり、写真を撮りたいポイントで速さを調整したり、と協力しないといけないところが多くあります。急流に架かる橋、真っ暗なトンネルを走り抜いた後には達成感もあり、2人の絆が深まるかも?!協力して自然のスリルあるコースを楽しんでくださいね。

木造駅舎から始まる線路を辿る冒険

写真:潮 佳澄

渓谷コースの出発点になるのは、神岡鉄道の旧漆山駅。レトロな木造駅舎が目印です。出発の前に安全講習を受け、ヘルメットを装着して、自転車と体を繋ぐ安全ベルトを付けて出発となります。走行中にカメラ撮影はできますが、落下物は回収することができないので注意が必要です。ペットボトルホルダーがあるので、飲み物をセットして、カメラやスマホは首から下げ、荷物は持たずに動きやすい服装にしておくようにしましょう。
・料金:1車両につき5,200円(2名で乗っても3名で乗っても同額)
・安全上、身長145cm未満の人は自転車をこぐことができません。
・まちなかコースとは集合場所が全く異なります。

写真:潮 佳澄

線路の先には何があるのか、トンネルの向こうにどんな景色が広がっているのか、廃線となった線路を辿る道のりは大人でもワクワクする冒険と言えます。奥飛騨の豊かな清流、山々を望み、自然の中へと入っていくひと味違うアウトドア体験は特別な思い出になることでしょう。

レールマウンテンバイク ガッタンゴー!!の基本情報

住所:岐阜県飛騨市神岡町西漆山(旧漆山駅)
※建物がないため、番地はありません
電話番号:090-7020-5852(AM9:00〜PM5:00)
定休日:水曜日
アクセス:
東海北陸道飛騨清見ICより60分。国道41号を外れて、赤い橋を渡った旧漆山駅
(カーナビ用入力 岐阜県 飛騨市 神岡町西漆山 142)
2020年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
レールマウンテンバイクGattan Go!!(外部リンク)
https://rail-mtb.com/
Gattan Go!! 渓谷コース(外部リンク)
https://rail-mtb.com/course/keikoku/
岐阜「平湯キャンプ場」温泉&常設テント泊で森のキャンプデビュー
https://www.travel.co.jp/guide/article/39608/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
潮 佳澄

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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