• ORICON MUSIC
  • ドラマ&映画
  • アニメ&ゲーム
  • eltha(エルザ)
  • ホーム
  • おでかけ
  • 5千年の歴史!スイス最古の町「クール」で見ておきたいスポット

5千年の歴史!スイス最古の町「クール」で見ておきたいスポット

高級リゾート地のサンモリッツやダヴォスを有するエンガディン地方の玄関口「クール」は、5000年の歴史を持つスイス最古の町です。
氷河特急やベルニナ特急などスイスならではの絶景自慢の鉄道路線の発着点でもあって駅前から延びる通りは賑やかなショッピング街。その通りを100メートルも進めば中世の佇まいを今に伝える旧市街が潜んでいます。歴史を伝える観光スポットが集中しており徒歩観光が楽しめる州都です。

エンガディンの表玄関となる町並み

写真:Hiroko Oji

スイス東部に位置するグラウビュンデン州の州都「クール」は、ライン川上流で合流するプレスール川沿いに開けたスイス最古の町。紀元前3000年頃から先住民が暮らし始め、紀元前15年にはローマ帝国の支配下にはいり、アルプスを南北に結ぶ交通の要衝地として古代から栄えてきました。その後アルプス越えのルートが変わり、中世の姿を今に伝える古都としてひっそりと山の麓に佇んでいます。
かつては城壁が取り囲んでいた旧市街ですが、現在は城壁がなく、周囲の近代的な町並みとつながっています。スイス自慢の絶景が楽しめる人気の氷河急行やベルニナ急行が発着する国鉄クール駅の前方に延びるバンホフ通りからポスト通りを進み100メートルも歩けば旧市街に辿り着きます。

写真:Hiroko Oji

旧市街の石畳で覆われた情緒豊かな路地沿いには歴史を物語る可愛らしい色合いの建物が軒を並べ、ちょっとした広場にはカフェやレストランのテラス席が広がり、中世の香りを感じながら過ごせる空気が漂っています。

写真:Hiroko Oji

1464年に建てられたクリーム色の市庁舎が面するポスト通りはスイス国旗やグラウヴュンデン州旗、クール市旗が掲げられ賑やかで華やかな雰囲気も感じられます。

エンガディン地方の歴史を伝えるレーティッシュ博物館

写真:Hiroko Oji

聖マルティン教会から大聖堂へ向かう途中にある1675年に建築されたパウル男爵の古い館を改装して、1872年に開館したグラウビュンデン州立歴史博物館です。

写真:Hiroko Oji

館内にはエンガディン地方の石器時代、青銅器時代、鉄器時代、ローマ帝国時代、前期中世の考古学発掘品をはじめ、19・20世紀までの各時代を代表する歴史資料が展示されています。

写真:Hiroko Oji

また、それぞれの時代に人々がどのように暮らし生計を立てていたかを示す豊かなコレクションが見応えたっぷり!
さらに軍隊と戦争、領主と城、三国同盟、司法の暗い側面などのテーマごとの展示もあり、拷問器具や処刑についての解説や権力的な地位にあった人々の写真や名前の掲示も見られます。
<レーティッシュ博物館の基本情報>
住所:Hofstrasse 1,7000 Chur
電話番号:+4-81-254-16-40
開館時間:10:00〜17:00
休館日:月曜日、12月25日

聖マルティン教会

写真:Hiroko Oji

天に向かう尖塔が目印となる時計塔のある教会が聖マルティン教会。グラウビュンデン州に残る最大の後期ゴシック建築で、8世紀のカロリンガ時代の教会が1464年の大火災によって破壊された跡に1491年に再建されたものが現在の姿です。

写真:Hiroko Oji

聖マルティン教会が建つのは旧市街の中心地マルティン広場。クール最古の地区で、中央に立派なマルティンの彫像が建つ1716年再建の噴水があり、石畳の上にはレストランのテラス席が広げられ、中世の雰囲気の中で寛げる広場となっています。

写真:Hiroko Oji

教会内はシンプルなデザインですが、パイプオルガンとその背後のステンドグラスが美しく、アウグスト・ジャコメッティのクリスマスのストーリーが描かれたステンドグラスは必見です。
<聖マルティン教会の基本情報>
住所:Kirchgasse 12,7000 Chur
電話番号:+41-81-252-22-92

重要文化財の大聖堂

写真:Hiroko Oji

レーティッシュ博物館の背後にある塔の下にある階段を上っていくと大聖堂に出ることができます。
5世紀に建てられた聖堂をもとに12世紀〜13世紀にかけて建立された大聖堂は様々な様式が混在しています。正式名称は「聖母マリア被昇天大聖堂 」。

写真:Hiroko Oji

大聖堂内には厳かな空気が漂っています。
特に黄金のレリーフで見応えのあるのは1492年に造られた後期ゴシック様式の主祭壇。彩鮮やかなステンドグラス、壁面から天井に続くフレスコ画、木彫り彫刻の素晴らしい聖歌隊席、ロマネスクの柱頭彫刻なども見る価値大ありです。

写真:Hiroko Oji

大聖堂前広場に面して正面に建つのは、大聖堂と共に国の重要文化財とされている司教の邸宅です。
<大聖堂の基本情報>
住所:Hof 18,7000 Chur
電話番号:+41-81-252-92-50

ビュンドナー州立美術館

写真:Hiroko Oji

国鉄クール駅から延びるバンホフ通り沿いにあるのはビュンドナー州立美術館。豪商ジャック・フォン・プランタの館を改造して1919年にオープンした美術館です。
後にレーティッシュ鉄道が買い取り(隣の敷地には山岳鉄道レーティッシュ鉄道の豪華な社屋が建っています)、文化事業に貸し出され、1957年からはグラウビュンデン州の所有になりました。2016年には近代的な建物の新館が完成し、クラシックで重厚な本館と内部で繋がり見学できるようになりました。

写真:Hiroko Oji

館内には16世紀から現代にいたる絵画や彫刻などが展示されています。
スイスのアルプス画家セガンティーニや彫刻家ジャコメッティ、国民的絵本作家カリジェらグラウビュンデンにゆかりのある芸術家作品が多くそろっているのが特徴的です。

写真:Hiroko Oji

ネオクラシック様式の荘厳なファサードの奥にはカフェスペースがあり、一休みするにもちょうど良い空間です。カフェから続く素敵な内装の部屋にも展示品が見られます。
<ビュンドナー州立美術館の基本情報>
住所:Bahnhofstrasse 35,7000 Chur
電話番号:+41-81-257-28-70
開館時間:10:00〜17:00(木曜日は〜20:00)
休館日:月曜日

スイストラベルパス利用でお得に観光!

5000年の歴史を持つクールの町には、サンモリッツやダヴォスへの通過点の町にしておくにはもったいない見所が潜んでいます。路地伝いに歩くだけでも中世にタイムスリップした感覚に浸れ楽しくなる町ですが、美術館や博物館にちょっと立ち寄ってみるのもおすすめです。その時にスイストラベルパス(※)を持っていると無料で入館できますので、お持ちの方は是非ご利用ください。物価高のスイスではありがたいシステムです。
※スイス国内の主要鉄道、湖船、バス、トラムなど、通用期間内であれば何回でも乗り放題で利用できるパス。主な山岳交通路線も無料もしくは半額になり、全国約500カ所で使えるミュージアムパスとして利用できます。
2020年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
スイス政府観光局:クール(日本語)(外部リンク)
https://www.myswitzerland.com/ja/destinations/chur/
クール市公式サイト(ドイツ語)(外部リンク)
https://www.chur.ch/
クール観光事務所(英語)(外部リンク)
https://chur.graubuenden.ch/en
スイストラベルパス(英語)(外部リンク)
https://www.swissrailways.com/en/node/66

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
Hiroko Oji

提供元:LINEトラベルjp 旅行ガイド

オリコントピックス