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ステイホームでも簡単静岡風どんぶりで静岡気分!


静岡県と聞くとどのようなイメージがわくでしょうか?富士山、お茶・・?東京や名古屋からも新幹線一本で到着できる静岡県ですが、通り過ぎるだけで意外に旅行されない県かも知れません。
静岡は実は食材の宝庫でおいしい素材がたくさん。その中でもご自宅で再現しやすいご当地丼を作って食べて静岡気分を味わってみませんか?
素材自体は新鮮なものがよいので、落ち着いたらぜひ現地で食べてみて下さい。

「つ〜ん」とくる刺激がたまらないわさび丼

写真:しの

わさびは日本固有の香辛料で、とりわけ日本料理の代表お寿司にはかかせないものとして親しまれています。静岡県はわさびの生育にかかせないきれいな水が豊富にあり、日本一の生産量をほこっています。静岡の東部や伊豆半島の道の駅などでは生のわさびやわさびの茎や葉、わさびのスイーツなどわさび関連の商品も数多く販売されています。わさびの新しい味わい方も発見できるのが面白いです。
筆者はこうしたお店でわさびを購入し、帰宅後に再現して「2度楽しむ」ことにしております。

写真:しの

わさびを生かした料理はたくさんありますが、ぜひ味わって頂きたいご当地料理はわさび丼。シンプルな料理ですがそれだけにわさびの奥深さが楽しめる料理です。作り方自体は難しくないので料理初心者の方でも簡単です。本来は現地で新鮮なすりたてのわさびで味わって頂きたいですが、気分は十分味わえるかと思います。
<材料>
わさび 1本(わさびが手に入りにくいのでなければ練りわさびで代用)
炊き立てのご飯 1膳分
かつおぶし 2.5g
わけぎ 1本(小口切りにしておく)
醤油 お好みで少々
<作り方>
(1)炊き立てのご飯に、かつおぶし、すりたてのわさび、わけぎをのせる
(2)お好みで醤油をたらす

国内産は静岡県内産100パーセントの桜エビも丼で!

写真:しの

筆者の春と秋の楽しみの一つは桜エビを由比に食べに行くこと。駿河湾でしか営業権が認められていないため、国内でも静岡のみ、静岡でも駿河湾のみでしか許可されていないため本当に貴重なエビなのです。しかも近年漁獲高が減り、資源保護の為禁漁の場合も多くなかなか口にする機会はありません。だからこそ余計に春と秋の楽しみ、この時期を待って味わっております。
静岡の県内ニュースや新聞でもこの禁漁明けの時期は必ず取り上げられるほど注目度も高いです。そのニュースをみると「あーこの時期がきたな」と感じるものです。
新鮮な桜エビは臭みもなく殻もやわらかく、生もよし、揚げてもよしの素晴らしい食材です。資源に限りもあるのでたくさんではなく少しずつ味わって頂きたいです。

写真:しの

桜エビは生でも非常においしいのですが、かなり手に入りにくいので生でなくてもできるご当地料理の代表が桜エビのかき揚げをのせた丼です。さっくさくでおいしく、漁がある時期のみ営業する食堂では揚げたてのかき揚げを求めるお客さんが行列することも。
ご自宅用に簡単に作れるレシピをご紹介致します。
<材料 2人分>
桜エビ 50g(あれば生桜エビなければ釜揚げ)
玉ねぎ 小半分
三つ葉 半袋
ご飯 2膳
てんぷら粉 50g(表示通りの水で溶いて下さい。又は薄力粉大さじ5、片栗粉大さじ1、卵少々、冷水大さじ4)
サラダ油 適量
ご飯 2膳分
めんつゆ 少々(みりん大さじ2、砂糖大さじ半分を煮切り、醤油大さじ2を混ぜたものもおいしいです)
<作り方>
(1)玉ねぎをスライスする
(2)三つ葉をざくぎりにする
(3)天ぷらの衣をざっくりと混ぜ合わせ、桜エビ、(1)の玉ねぎ、(2)の三つ葉を入れざっと混ぜる
(4)180度の油に、(3)のかき揚げの種をスプーンですくいからっとあげる
(5)ご飯の上(4)のかき揚げを乗せ、めんつゆ又はかえしなどをお好みでかけて出来上がり

静岡県西部から東部まで人気のしらすも丼で!

写真:しの

静岡県全体で人気なのがしらすです。浜松市の舞坂漁港などでは月1回行われる市(令和2年は中止予定)でも生しらすが販売されることもあり人気を呼んでいます。
獲れたてのしらすは甘く、やわらかく、とてもおいしいので買ってすぐがばっと食べるのが本当はおすすめです。また漁港で購入するのが難しくても現地ではスーパーでも生しらすも手に入れることもできますが、鮮度が落ちやすいのでやはりすぐに食べたいものです。ただ県内以外の方はさらに鮮度が落ちる可能性が高く、やはり釜揚げしらすが一般的ではないでしょうか?
ご当地丼であるしらす丼も非常に手軽に作ることができるので、早速レシピを紹介致します。
<材料>
ご飯 1膳
しらす 1パック
わけぎ 1本(小口切りにしておく)
醤油 お好みで
すし飯がお好きな方はすし酢もご用意下さい。すし酢がない方は塩小さじ半分、砂糖大さじ1、酢大さじ1.5を混ぜ、お好みでご飯に混ぜて下さい。

写真:しの

舞坂港のちかくには海苔やしらすなどを販売するお店もあります。筆者はこの近くに10年ほど住んでおりましたが、他の地方から友人が来た際にはそれらの海産物店に案内していました。友人たちも「ふわふわ〜、やわらかい〜!」と地元のしらすに感激し、自分土産として購入していました。
また、舞坂港のちかくには弁天島があり、小さいながら海水浴場もあります。地元の人の憩いの場でもあるので、ひっそりしているところもいいところの一つです。夕焼けがきれいな日や月が湖面を照らす夜もなかなか美しく心癒されますよ。

静岡気分を味わう喜び

わさび、桜エビ、生しらすは現地でしかなかなか手に入れにくい食材なのですが、いずれも人気の食材ということもあり、代用品でそれなりのものを再現し、気分を味合うことができるようにしてみました。
筆者自身もこれらの食材を非常に楽しみに訪れるたびに食べ、自分へのお土産として購入し、自宅でまた食べることを楽しみにしております。
落ち着いたらぜひ現地へ足を運び、本当のおいしさを味わって頂きたいです。

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
しの

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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