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【家電専門店に聞く】「加湿器の電気代1時間30円」の場合も…スチームか超音波か? NGな使い方は? 忖度ナシのおすすめ

 コロナ禍の感染症対策をきっかけに、需要が急増した加湿器。乾燥が気になる冬から春にかけては、昼夜を問わずフル稼働させている家庭もあることだろう。現在は、スチーム式からハイブリッド式、超音波式など、価格も機能も様々だが、どのように選んだらいいのか? メーカー販売員を置かない家電専門店nojima(ノジマ)で幅広い知識を持つ担当者に、忖度ナシの選び方と正しい活用術を聞いた。

象印は売り切れ続出、加湿器の売れ筋はスチームだが電気代が…

 「いま売れているのはスチームタイプで、とくに象印のモデルは毎年出ては売り切れるを繰り返していますと明かすのは、nojima新宿タカシマヤ タイムズスクエア店の矢島明彦さん。スチームタイプが人気の理由は、「清潔性とお手入れがラクなこと」とだという。

 「水を沸騰させながら加湿するスチーム式は雑菌の繁殖を抑えるとともに、フィルターがないのでお掃除も手軽です。ただし、1点だけデメリットがありまして、消費電力が大きいため、電気代は高くなってしまいます。だいたい1時間あたり30円くらいと言われています」

 就寝時に毎日使用していたら、ひと月6,000円前後かかってしまうということか。「それは無理! 電気代は極力安く抑えたい」という人に人気なのが、超音波式だという。

 「超音波振動で水を細かな水滴に変え、発生したミストを放出して加湿するのが超音波式です。こちらは小型でデザインがオシャレな商品も多いことから、インテリア性が高いことでも人気となっています。ただし、加湿器内にカルキが溜まったり、雑菌が発生しやいため、こまめな手入れが必要。安価なものは、壊れやすいというデメリットもあります。しかし、そこは考えようで、安価なモデルを毎年買い替えているお客様も多くいらっしゃいます」

家電店が忖度ナシでプッシュする、ハイブリッド式のおすすめメーカー

 さらに、どちらにするか悩む人に対して矢島氏がイチオシするのが、機能性も電気代も、スチーム式と超音波式の中間に位置するハイブリッド式だ。

 「ヒーター機能である程度カビを抑制しつつも、電気代はスチーム式に比べて3分の1くらいで済みます」

 気になるスチーム式やハイブリッド式の寿命だが、「3〜5年と言われている」そう。しかし、今や加湿器は人気の高まりとともに進化を続け、毎年、新商品が販売されているような印象がある。それゆえ、高いモデルは買い時を考えてしまうが、今後まだまだ進化していくのだろうか?

「ダイニチというメーカーから、抗菌気化フィルターを汚れたら捨てるだけという、お手入れがまったくいらないフィルター使い捨てモデルが近年、登場しました。加湿器のキーワードである清潔性においては、もう現時点で進化しきっている状態ですので、いま買っても大丈夫です。最近、イオンによる除菌効果を前面に謳う加湿器が多く出ていますが、これから機能の高まりがあるとしたら、そのイオン量が増えるくらいではないかと思います」

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