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【美ボディ大会】「砂時計のようなくびれが自慢…」“悪気ない言葉”に傷ついたトレーナーが、ボディメイクでコンプレックスを克服
「ガッチリ体型だね」悪気のない言葉に傷ついた
梅本奈那さん ダイエット目的で始めました。当時はかなり太っていたので、それを改善しようと思ってジムに通い始めました。目標があったほうが頑張れるので、最初から大会出場を目指してトレーニングを続けることにしました。
――ダイエット前に周囲から言われて傷ついた言葉はありますか?
梅本奈那さん 3歳から水泳をやっていたので、とにかく肩幅が広いんです。だから、少し脂肪が付いただけでもガッチリして見えてしまうので、「しっかりした体型だね」「ガッチリしているね」と言われるのは辛かったです。悪気のない言葉は、意外と傷つくんですよね。
――ボディメイクを始めて、どのように変化しましたか?
梅本奈那さん 運動を始める前は61キロあった体重が、現在は52キロと約8キロ痩せました。体脂肪は、23%から15%に落としました。肩幅が広いことがコンプレックスだったのですが、いまは気にならなくなりました。広い肩幅を活かして作る背中のラインが自慢です。
――周りから言われて嬉しかったことはありますか?
梅本奈那さん 「痩せたね」「絞ったね」と言われると嬉しいですね。あとは、周りの人から減量方法やトレーニング方法について聞かれることも多くなったような気がします。
「昨日よりもいい身体を作る」ことを目標にトレーニングを頑張った
梅本奈那さん トレーニングや減量は自分との戦いだと思っているので、そういう意味では精神力が身についたかもしれません。面倒だと思ってもジムに行く、周りが食事をしていても自分は節制して食べないようにするなど、我慢することも多いのですが、「昨日よりもいい身体を作る」ことを目標に頑張っています。
――友人や同僚の反応はいかがですか?
梅本奈那さん 職場のお客さまからは「先生のような、ウエストがくびれた砂時計のような体型になりたい!」と言われます。そういう声を聞くと、見本になれるように頑張らなくちゃいけないなと思います。友人からは、ヒップラインがすごく上がったので、「どうやったらそうなるの?」と聞かれることが増えました。最適な運動方法や食事をアドバイスするなど、一緒に美しくなれるように頑張っています。
――憧れる人はいますか?
梅本奈那さん 『SSA』に出場しているプロ選手に憧れます。そのなかでも、(プロ)ベディ部門に出場している射手矢味香(イテヤミカ)選手が好きです。彼女のInstagramを見ながら、私も彼女のようなスタイルになりたいなと思っています。
(文/地原緑 写真/片山よしお)