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『ジブリパークができるまで。[第1期]』Blu-ray&DVD収録内容の全貌
第1期で開園した3つのエリア「ジブリの大倉庫」、「青春の丘」、「どんどこ森」の制作風景を中心に、撮影期間1000日以上にも及ぶ壮大な記録を6時間を超える本編にまとめ、4枚のディスクに収録。今年秋以降に開園予定の[第2期](「もののけの里」「魔女の谷」)のメイキング・ドキュメンタリーの制作も予定されている。
吾朗監督の高い要求に、さまざまな職人たちがプロフェッショナルな技術力で応え、時間をかけて丁寧に完成させて行く姿は必見だ。ナレーターは、声優の落合福嗣が務める。
メイキング・ドキュメンタリー『ジブリパークができるまで。[第1期]』Blu-ray(4枚組)は1万4080円(税込)、DVD(4枚組)は1万560円(税込)で発売。
『ジブリパークができるまで。[第1期]』 Disc1
2022年11月、「ジブリパーク」は、愛知県長久手市にある、愛・地球博記念公園内に第1期開園した。このジブリパークはどのようにして生まれたのか。第1話では誕生のきっかけとなった二人の人物の存在と、アニメーション映画監督の宮崎吾朗が“ジブリパークの監督“を引き受けることになった経緯が明かされる。加えて、2020年7月の起工式、第1期開園のメインエリア「ジブリの大倉庫」となる旧温水プールの解体工事現場、そして大倉庫内に設置される展示物の模型をみながら検討を行う吾朗監督とスタッフの様子も公開。
ジブリパークを訪れるお客様を出迎えてくれるのが「青春の丘」。ここは、映画『耳をすませば』に登場する「地球屋」と「ロータリー」を中心にして、映画『猫の恩返し』に登場する「猫の事務所」と19世紀末の空想科学的な雰囲気をもつエレベーター塔から構成されている。第2話の「地球屋」の展示物の検討会では、建築予定の実際の建物の大きさに合わせて、展示物の大きさや設置場所が検討された。そんな中、吾朗監督はある設置物の位置に違和感を覚えて…。
映画『となりのトトロ』の世界観をイメージした「どんどこ森」は、2005年に開催された愛知万博のパビリオン「サツキとメイの家」が原点。2021年4月、このエリアの運営を担うスタッフにむけて、吾朗監督が建物について解説する会が開かれた。この家は、劇中でサツキとメイの姉妹が暮らす家を、本当に人が住める家として建てたもの。スタッフが実際にお風呂を沸かしてみたり、かまどでご飯を炊いてみたり、昭和30年代の暮らしを体験する。また普段は公開されていない2階にもあがり、マックロクロスケの秘密も公開。そして裏山では、新しい施設の工事が始まった。