ORICON NEWS
【美ボディ大会】「自虐に徹していた…」半年で20キロ減量、“おデブキャラ”返上の会社員「生まれて初めて自信が持てた」
自信を持って脱げる身体ではなかった…「いまは毎日身体を見るのが楽しい」
吉迫万智さん 2人目の子どもを出産して、産後ダイエットの一環で始めました。もともと肉感のあるふくよかな身体つきで、スタイルにコンプレックスがありました。自信を持って脱げる感じではまったくなかったです(笑)。
――ボディメイク前といまでスタイルは変わりましたか?
吉迫万智さん ぜんぜん変わりました。以前はぽっちゃりしていて、自虐的に“おデブキャラ”に徹していたところがあったのですが、それは返上しました(笑)。いまは毎日身体を見るのが楽しくて、生まれて初めて自分の身体に自信を持っています。
――ボディメイクを始めたのは、周りを見返したい気持ちもあったんですか?
吉迫万智さん 特にいじめられたことはないので、見返したいとまではいかないのですが、スタイルがだいぶ変わって友人たちも驚いています。半年ほどで体重20キロ落として、顔もすごく変わりました。女性から褒めてもらえることが増えて、「キレイになった」と言ってもらえるようになってうれしいです。
――コンテストに出場しようと思ったのはなぜですか?
吉迫万智さん 4年前に1人目を出産してから、自分のなかでもう1回なにかにがんばりたい、表舞台に立ちたいという思いがずっとありました。周りの友だちが自分のために時間を使って、仕事やプライベートでキラキラと輝いているなか、自分は若くして子どもを産んだから仕方ないことだと諦めたくないので、できることをずっと探していました。
――それがボディメイクでコンテストを目指すことだった?
吉迫万智さん ボディメイクのコンテストに出会って、子どもがいてもがんばっている女性がいると知り、自分のなかで「これだ!」とビビッときました。夫に相談したら背中を押してくれて、有名なトレーナーさんについてコンテストを目指してきました。
ボディメイクでスタイルも生活も激変「自分の変化にまだ頭が追いついていない」
吉迫万智さん 「時間をどうやって作っているの?」とよく聞かれるのですが、例えば朝なら、子どもをおんぶしてサイクリングマシンの有酸素運動をしながら仕事のメールを返したり、仕事しながら歩いたりと、日々のなかでできることを同時にやるのが日課になっています。
――ゆっくり休む時間は作れていますか?
吉迫万智さん たしかにダラダラ休む時間はなくなりましたが、限られた時間内で必要なことに優先順位をつけて、見極めながら時間を使うようにしています。
――いまのスタイルに満足できていますか?
吉迫万智さん これという欠点はないんですけど、全部をもっとよくしていきたい(笑)。でも、課題のひとつは大臀筋が足りないことですね。もっとお尻を大きくしていきたいです。それと出したい筋肉を出すマッスルコントロールができるように練習しています。
――ボディメイクが生活や仕事のプラスになっている面はありますか?
吉迫万智さん すべてにいい影響を与えていると実感しています。自分ががんばっていることに自信を持てているからこそ、仕事や家族との時間にも100%の力を注げています。一方で、夫のサポートがあってできているので、助けられつつですが、充実した日々を送れています。
――ボディメイクに挑戦した1年を振り返って思うことはありますか?
吉迫万智さん 産後すぐボディメイクを始めて、ずっと突っ走ってきたので、自分の変化にまだ頭が追いついていない部分もあって。ふと身体を見たときに「これ私?」って(笑)。この1年でスタイルも生活も大きく変わりました。がんばってきた結果が決勝大会出場という結果として残って、大満足しています。まだ自分の人生を生きている感じがしないのですが、もっと上に進みたいです。
(文/武井保之 写真/片山よしお)