ORICON NEWS
【美ボディ大会】ポチャポチャだったお腹がS字くびれに…引退後に“激太り”のバレリーナがボディメイクで激変「マッチョ男子からの誘いが増えた」
バレリーナ引退後に激太り…ポチャポチャのお腹が引き締まり、体脂肪率18%ダウンも
高橋史江さん 本格的にボディメイクを始めたのは、トレーナーになってからです。ジムの同僚が大会出場に向けてポージングの練習をしているのを見て、私も真似して遊んでいたんです。もともとクラシックバレエを習っていて、ポージングには自信があったので、同僚からの「大会に挑戦してみたら?」という後押しで、本格的にボディメイクを始めました。トレーナーになってから、大きな目標というのが無かったので、それも含めていいタイミングだと感じました。
――クラシックバレエからパーソナルトレーナーへの転身は、あまりイメージが沸かないのですが、どういったきっかけだったのでしょうか?
高橋史江さん バレエ留学でカナダへ行っていたのですが、踊れなくなって帰国した時に紹介してもらったアルバイト先が、現在のトレーニングジムでした。最初はアルバイトで始めたのですが、トレーニングをする気なんて全く無くて…。ただ、バレエをやめてから激太りしたのがずっと気になっていて、痩せるためにいろいろ教えてもらううちに、トレーニングが楽しくなりハマってしまいました。そこから、トレーナーを目指すようになりました。
――どのくらい痩せたのでしょうか?
高橋史江さん 一番太っていた時は、体脂肪率が29%くらいあったのですが、いまは11%まで絞りました。
――太っていた頃、ショックだった出来事はありますか?
高橋史江さん 着やせするタイプなので、外見は変わらないのですが、洋服を脱ぐとお腹がポチャポチャしていたので、そのバランスの悪さを鏡で見るたびに自分でも笑ってしまうぐらいで…。お腹も足も太いことが、ずっと気になっていました。
ボディメイクで低身長コンプレックスを克服「自分の身体が好きになった」
高橋史江さん 「キレイになったね」と言われるようになりました。ボディメイクを始めて、一番変わったと思うことは、美容への意識が高まったことです。お酒も飲まなくなったし、美容や身体にいいものを食べるようになりました。それにスキンケアへの意識も変化しました。
――いま自信のあるボディーパーツを教えてください。
高橋史江さん 正直、自信のあるボディーパーツは無いのですが、それを凌駕するポージングやステージングには自信があるので、そこに注目してもらえると嬉しいです。
――ボディメイクを始めたことで、異性の視線が変わったなどの変化はありましたか?
高橋史江さん 声をかけられる人のタイプが変わりました。今までは、飲み仲間から声をかけられることが多かったのですが、最近はマッチョな人たちから声をかけてもらえることが増えました。Instagramでも、美に対して意識の高い人たちのフォロワーが増え、自分の意識も変わってきました。
――同性の友達から言われて嬉しかったことを教えてください。
高橋史江さん 「目標に向かって頑張っていること、一生懸命に続けていることが羨ましい」と言われたことです。大人になってから、何かに向かって打ち込むことや頑張ることってあまりないじゃないですか。ボディメイクは、老若男女問わず頑張れば結果が出るので、大人になってそういう目標を見つけられたことが嬉しいです。
――高橋さんが憧れる人はいますか?
高橋史江さん あまり周りの人と比較することが無いので、自分が思い描く体型が理想です。私の場合は、身長が低いことがコンプレックスですが、ボディメイクを続けることで、自分の身体をどんどん好きになっています。
――職場の仲間から刺激を受けていることはありますか?
高橋史江さん 「大会に向けて、どんなトレーニングをしているの?」と聞かれることもあって、その言葉を聞くと私も頑張ろうという気持ちになります。頑張った分だけ、お客さまも付いてきてくれるし、説得力を持たせることができます。いまは新人のトレーナーたちが私の姿を見て「大会に出よう」と思ってくれたり、私の背中を追いかけてくれたりすることが、刺激になっています。
(文/地原緑 写真/片山よしお)