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ORICON NEWS
【美ボディ大会】「サイズアップで目指すは世界…」10キロ増量で挑んだ『プロ・ビキニ』大会「上を向いたお尻を褒められる」(ゴールドジム)
同業者からは肩幅を褒めてもらえるけど…「華奢な友人はうらやましくないみたい(笑)」
大塚舞子さん もともと有酸素運動や自重トレーニング、ヨガを身体作りとスタイル維持のためにずっとやっていました。4年前から、スポーツジムでウェイトトレーニングをするようになり、周りにコンテスト出場者が多くて、誘われて出場するようになりました。現在はプロ選手として活動しながら、パーソナルトレーナー、ポージングコーチとしてジムの責任者をしています。
――ウェイトトレーニングを始める前といまでは、スタイルは変わりましたか?
大塚舞子さん かなり違いますね。私はもともと体重が軽いほうですが、その頃に比べて10キロほど増量していて、筋肉量が明らかに増えています。スタイルの見た目もそうですし、精神的にも鍛えられるので、身体とともに心も成長している実感があります。
――以前からの知人には、体型の変化を驚かれませんか?
大塚舞子さん みんな驚きます(笑)。トレーニングされている方は、鍛えている女性の身体を見慣れていますが、大抵の人は肩が発達している女性をあまり見ることがないので、友だちには肩幅にビックリされたりします。
――褒められたり、うらやましがられたりすることは?
大塚舞子さん 下半身のヒップアップという面では、褒めてもらえることが多いです。お尻は形をよくうらやましがられます。でも、競技者やスポーツジムに通っている方からは、肩を褒めてもらえるのですが、華奢な友人たちはうらやましくないみたいです(笑)。
自信満々に見えるかもしれないが、スタイルに自信があるわけではない
大塚舞子さん お尻を褒めてもらえることが増えました。いままではあまり目立ってお尻がいいとかすごいって思ってはいなかったのですが、褒められることが多いので、そこが強みなのかなって。ただ、ビキニ選手は、そこだけ突出しているのはよくないので、弱い上半身を含めて、全体的にバランス良くもう少しサイズアップしていければと思います。
――いまの課題はサイズアップですか?
大塚舞子さん 身体がひと回り小さいので、サイズアップをしていくことと、いつも絞り過ぎてしまうので、もう少し女性らしい丸みのあるラインを残すこと。そのバランスが難しいところで、課題でもあって、ビキニ種目で自分の身体に求められていることを再現するのに、どの程度がベストなのか。それを毎回探りながらやっている状態です。
――プロ選手として活動するなかで、ご自身の変化を感じることはありますか?
大塚舞子さん 精神的に打たれ強くなりました。つらいトレーニングを乗り越えながら毎日を積み重ねていくので、そのプレッシャーに勝ちながら、しっかり目標を持ってやり遂げることが自信につながります。ただ、私はスタイルに自信があるのではなくて、その過程に自信をつけられている。自信満々に見えるかもしれませんが、見た目に自信があるわけではないんです。
――見た目に自信がないのは意外ですが、プロ選手に必要なことは何ですか?
大塚舞子さん 自分のブレない軸をしっかり持つことが大事です。つい人と比べてしまいがちですが、自分の心と身体と対話をしながら、ひとつずつステップを踏んでいくこと。自分がやっていることは間違っていないはずだから、それを探りながら正解に導いていくことが必要です。
――この先の目標やゴールはどう設定していますか?
大塚舞子さん プロで活動しているなか、世界一を決めるコンテスト『オリンピア』を目指してやっていきたいです。いまはまだ経験をたくさん積んで、自分のベストを知って、そこに向かってがんばっていくことが大事。ステージをプレッシャーに感じず、楽しみながら自分のペースでステップアップしていけたらと思っています。
(文/武井保之 写真/片山よしお)