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第7回「 好きなママタレント」ランキング

第7回「好きなママタレント」ランキング

 近年、テレビやSNSだけでなく、YouTubeなど幅広く活躍している「ママタレント」。俳優やタレント活動もこなす“働くママ”の発言や子育て術は、仕事や育児に追われるママ・パパたちから共感を得ている。今年もORICON NEWSでは『第7回 好きなママタレントランキング』を発表。その結果、俳優の【杏】が2019年以来の1位に返り咲いた。

3児の母、俳優業、パリでの生活…前向きなライフスタイルに共感の声

 シングルマザーで3人の子育てに奮闘するが、3年ぶりに同ランキングの首位に。世代別で30代〜50代からは総合1位を獲得し、支持を集めた。

 9月に自身のYouTubeチャンネルで、子どもたちと共にフランス・パリに移住したことを発表。動画では、パリでの暮らしを公開し、料理や子ども向けの絵本の紹介、パーソナル・トレーニングなど、世のママ達が関心のあるトピックスを多数更新している。

 10月27日公開の動画『【質問返し】フランスの生活やこれからのこと、色々お答えしました!』では、「子育てで心がけていること」について回答。「ダメなところを叱っちゃうことが多いから“普通”を褒める。『大好きだよ』と常々言う」と子どもたちに愛情を注いで育児をしていることを明かしていた。

 コメントでは、彼女の“母親”としての姿を支持する声が多く寄せられた。その一方で「子ども達のことについて、たくさん考えているのが伝わってくる。それだけじゃなく、自分の時間も大切にしているのも伝わってくる」(神奈川県/30代・女性)、「お子さんたちにとっても海外での経験は大きな財産になると思います。明るく前向きに行動する姿に勇気を貰っています」(北海道/50代・女性)と、“自分らしく”生きている様子に好感を持つ女性の票も多く獲得した。

 男性からも「他のママタレと違って嫌味っぽさや自慢がなく、不快感がないから好きです」(北海道/30代・男性)、「子育ての大変なところも楽しいところも発信しているように見えるので」(福岡県/30代・男性)などの声が寄せられていた。

出産後も第一線で活躍 たまに出る夫婦エピソードにも好感

 北川景子は2位にランクインし、上位をキープ。「子どもがいるとは思えないくらいキレイ」という意見が多数寄せられているが、俳優としての顔と、母・妻としての顔も隠すことなくインタビュー等で垣間見ることができ、“理想の母親”と好感を抱く人が多いようだ。

 今年は映画『大河への道』(5月公開)、『ラーゲリより愛を込めて』(12月9日公開)への出演、アニメ映画『それいけ! アンパンマン ドロリンとバケ〜るカーニバル』では声優を務めており、仕事と育児を両立させつつ活躍。先日公式のTwitterアカウントを開設し、仕事以外の私生活の報告も待ち望まれている。

「DAIGOさんがTwitterで粘土などを家族で作ったのをあげていて、ママである北川景子さんがすごく上手で『ママやってる〜』と印象に残ったから」(神奈川県/20代・女性)、「ママでありながら美しさは独身時代と全く変わらないし、旦那様とも仲良さそうで、DAIGOも活躍してることを思うとうまく支えているんだろうなと思う」(京都府/50代・女性)と称賛の声が相次いだ。

 2023年1月スタートの主演ドラマ『女神(テミス)の教室』(フジテレビ系)で同局ドラマ出演は7年ぶりで“月9”は初主演。2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』でもお市の方を演じることも発表されている。

初のTOP3入り すべてにポジティブで元気をもらえる“令和のママ”

 昨年4位だった仲里依紗が今年は1つ順位を上げ3位にランクイン。夫の中尾明慶、息子、妹など身内がSNSに登場することも多く、家族関係の良さが「良き母」であることの証明にもなっている。

 特に自身のYouTubeチャンネルでは、「爆買い」や「旅行動画」など、一切飾らないオープンな素顔を公開。先日の『第39回ベストジーニスト2022』で協議会選出部門に選出された際には派手なコーディネートとドレッドヘアなども大きな話題となった。ステレオタイプの母親像にあてはまらない姿にも好感を持たれている。

 そんな“令和のママ”像を体現する姿に「よくYouTubeで仲里依紗さんの動画を見てて息子さんも登場してて家族仲がとてもいいなと思うから」(千葉県/10代・女性)、「子育てに前向きであるし、子育てのリアルなところも発信してくれるのが嬉しいし、応援もしたくなります」(滋賀県/20代・女性)と世代別10〜20代では1位を獲得。

 ほかにも「自分の好きなこともしながら子どもと一緒に楽しんでいる様子がとてもいい」(大阪府/40代・女性)、「昔からずっと女優さんとして安定した演技をしている。ご主人とも仲良さそうで好感が持てる」(埼玉県/30代・男性)とエールが送られた。

 来年も1月放送開始のドラマ『大奥「徳川綱吉×右衛門佐 編」』(NHK総合)で徳川綱吉役を演じるなど、ドラマ、映画等の出演が控えており、俳優としての活動もしっかり見せてくれるだろう。

昨年圏外からのTOP10入りは2名 念願の“ママタレ”枠に入ったタレントも

  • 昨年圏外からTOP5入りを果たした若槻千夏(C)ORICON NewS inc.

    昨年圏外からTOP5入りを果たした若槻千夏(C)ORICON NewS inc.

 5位にランクインした若槻千夏は2児の母で、バラエティでも活躍中。昨年圏外であったが、今年はTOP5入りを果たした。

 過去のORICON NEWSのインタビューでは、バラエティと育児の両立の難しさについて、子どもに言葉遣いを教育することと、番組上の発言との整合性に苦慮していることも明かしている。同ランキングについても「入りたいです」とのコメントも残しており、念願叶ってのランクインとなった。

 『ラヴィット!』(TBS系)火曜レギュラーとして出演していることも、今年ランキング急上昇した要因のようで「ママとしてのエピソードを話されているところを見て、好感を持っています。ラヴィットの火曜日メンバーがわちゃわちゃしているのを優しく見守りつつ、的確にツッコミをされているのを見ると、経験を重ねられて、すごく素敵な方になられてる、私も若槻さんみたいになりたいなと憧れます」(岡山県/20代・女性)という声もあった。
 そして昨年圏外から8位にランクインしたのが榮倉奈々。夫は俳優の賀来賢人であり、SNS等でツーショットを公開することもしばしば。理想の母であり妻、夫婦として好感を得ている。

 インタビューでのコメントをはじめ、ドラマ等でも母親役を演じることが増えてきたことから、“良き母親”をイメージする読者も多い。「子どもをしっかり守っているのがすごく伝わってきます。ナチュラルに、健康的でかっこいいし、飾らないところが大好きです」(大阪府/40代・女性)、「ママになっても凛としててカッコいい。魅力が増した」(東京都/30代・女性)との賛辞があった。

 近年、子育て中の俳優がランクインすることが多く、その理由に「ママに見えない」という声が多く見られていた。しかし、ここ直近の傾向としては、“母親”としての姿を見せつつも、仕事以外で“自分自身”の時間を大切にし、なおかつ満喫している著名人に支持が寄せられる傾向が。母親になっても1人の女性として“自身の人生に前向きであること”が、今の子育て世代には理想であり、社会の様々な動きや家族のサポートにより、それが少しずつ実現出来る環境作りを切望する意思表示としても受け取ることが出来るだろう。
【調査概要】
調査時期:2022年10月27日(木)〜10月31日(月)
調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ

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