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上原亜衣「ドラマに出演できなかったことも…」 クリーンな芸能界での性加害と健全化に向かうアダルト界への思い
6年ぶりに浅草ロック座に出演、今後は「海外移住を視野に」
上原亜衣 ロック座の社長にたまたまお会いしたときに、コロナ禍で経営が大変だというお話を聞いたんです。ロック座には引退公演でとてもお世話になりましたし、私に何かできることはないかと。また、上原亜衣という名前で活動している以上は、2〜3年に1回は話題を作りたいと考えているので、「20代最後のストリップ復帰」はちょうどいいタイミングだったんです。
──2016年の引退公演は連日満員だったそうですね。
上原亜衣 最後だからと来てくださった方も多かったですし、今回の復帰には複雑な思いの方もいるとは思うんです。一方で「当時は学生だったから行けなかった」という方もいたり、引退後に私を知ってくださった方も増えているので、「初めてのストリップ」のきっかけになったらいいなと思っています。
──ストリップの魅力を教えてください。
上原亜衣 ミュージカルとかショーに近い感じで、演出も照明もとにかく美しいんです。特に女性はハマる方が多くて、私の引退公演でも毎日通ってくれた女性がいました。業界外の女友だちもみんな「ストリップのイメージが変わった」って感動してくれましたね。裸で踊る=エロみたいに思ってる方もいるかもしれないですが、ぜひ一度は体験していただけたらうれしいです。
──今後はどんな展望をお持ちですか?
上原亜衣 コロナでちょっと先延ばしにしているんですが、海外移住を視野に入れています。経営や投資、YouTubeといった今のお仕事はどこでもできますし、拠点を変えることでまた新しいことができるかもしれないなと。いずれにしても元セクシー女優という経歴は私の武器であって、これからもどんどん生かしていきたいです。
(文:児玉澄子)