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“シンガーソングライター×俳優”の二刀流・松下洸平 ホワイトデーに特別なラブソングでファンへお返し

 4月スタートのドラマ『やんごとなき一族』(フジテレビ系)への出演も決定している松下洸平が、配信シングル「KISS」を3月14日にリリースした。松下自身の作詞・作曲によるリード曲は本作が初で、これまでライブで幾度となく披露してきたことから、ファンにとっても思い入れの深い楽曲だ。1月には全国ツアーも大成功させた今、「特別な存在」と語るこの楽曲を音源化する意味とは? ORICON NEWSに届いた松下のコメントとともに、楽曲に込めた思いや聴きどころを紹介する。

ライブで人気のラブソングが音源化 「切なさと恋愛の楽しさを感じてほしい」

  • 配信シングル「KISS」

    配信シングル「KISS」

 “たった一度のキス”の切ない感触が女性目線で綴られている「KISS」は、軽やかさとグルーヴィー感が共存した爽快なダンスポップチューン。松下によると「この曲はもともと2015年に、ピアノ1本でバラードとして作ったんです」とのことで、このたびの音源化にあたってはNulbarichのギターで、松下とは10代の頃からの音楽仲間であるカンノケンタロウがアレンジを手掛けている。

 7年前に制作した楽曲が盟友の手でフレッシュに生まれ変わったことについて、「カンノくんがアレンジしてくれたことで、曲の切なさにプラスして、恋愛をすることの楽しさみたいなものも同時に感じられる曲になり、僕としてもいい刺激になりました」と松下の喜びもひとしおのようだ。

多彩な役柄が楽曲にリンク 歌でも女性を釘付けに

 役者業に目を移すと、このところ松下はドラマ『知ってるワイフ』(フジテレビ系)では親友に恋人を奪われる津山主任、『#リモラブ〜普通の恋は邪道〜』(日本テレビ系)では不器用な青ちゃん、そして『最愛』(TBS系)ではずっと好きだった幼なじみを連続殺人事件の重要参考人として取り調べる刑事・大ちゃんと、一筋縄でいかない恋を続けざまに演じてきた。その切ない表情から滲み出る色気に釘付けとなる視聴者は多い。

 「KISS」には、“たった一度のキス”の意味に思いを巡らせるモノローグが綴られており、近年のドラマで演じてきた切なく複雑な役どころを彷彿させるものがある。持ち前の深くメロウな声質で女性の気持ちを歌っているのも新鮮でセクシーだ。

 音源化にあたってアレンジは変わったものの、歌詞については「7年前当時の言葉選びみたいなものに若さも感じましたが、あまり手を加えすぎず残せる部分は残してみました」と明かしている。

二刀流だからこそ拡がる世界観 「音楽をやめることはない」

 昨年より音楽活動を本格化させた松下だが、楽曲制作やライブ活動はこれまでも役者と並行して取り組んでおり、「(楽曲制作を通して)よく周りを見るようになりました。仕事中でもプライベートな時間でも、周りの人が何を考えて暮らしているのかとか。街を歩いていてもそうだし、人と話していてもそうだし、自分の音楽がこの人たちにとってどういう存在になるかをいつも考えていました」と振り返っている。

 アーティストして培ってきた感性が、繊細で感情豊かな演技にも生かされたことは想像に難くなく、役者としての評価は近年ますます高まっている。3月12日に、cube 25th presents 音楽劇『夜来香ラプソディ』 が東京・Bunkamura シアターコクーンにて開幕し、名古屋・大阪・長岡でも上演予定。4月14日からはドラマ『やんごとなき一族』の放送が始まり、役者としてまい進し続けている。

 そうした多忙と充実の中でも「自分にとって曲作りは日記を書いたり、自分の思いを吐き出したりするのと同じような感覚。これをやめてしまうと自分の中でフラストレーションが溜まってしまうような気もして、何か思ったことや感じたことがあるたびに曲にしています」と松下は音楽への思い入れを語っている。このたびの音源化は音楽活動を見つめ続けてきてくれたファンへの感謝も込められているのではないだろうか。ホワイトデーのラブソングのリリースは「お返し」の意味もあるに違いない。

配信シングル「KISS」

3月14日リリース

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