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篠原涼子、演技は「怖かった」 『ごっつ』のコント経験が切り開いた女優としての新境地

“デキる女性”イメージ定着に感じる作品の影響 歌やコント知らない世代に「幅を広げたい」

  • 映画「ウェディング・ハイ」場面カット(C)2022「ウェディング・ハイ」製作委員会

    映画「ウェディング・ハイ」場面カット(C)2022「ウェディング・ハイ」製作委員会

──篠原さんは、アイドルから俳優に転身したロールモデルの1人です。デビュー当時は現在の活動をイメージしていましたか?

篠原涼子まったくです。私は本来、歌が歌いたくて芸能界に入ったので、当時はバラエティも演技もわけがわからず、与えられたことをとにかく必死にやっていて。そのうちに悟りましたね。「仕事ってやりたいことだけできるわけじゃないんだ」って。

──演技はやりたい仕事ではなかった?

篠原涼子嫌だったというよりも怖かったんです。自分にはできないと思っていましたから。でも、逃げてばかりいても物事は前に進まないですし、若い頃って怖くても飛び込んでいけちゃうんですよね。そこにはいろんなことを教えてくださる方がたくさんいて、「やりたくなかった仕事」もだんだん面白くなっていったのが、20代から30代にかけてのことでした。

──代表作の1つ『アンフェア』に主演されたのが33歳の頃。コント時代にはちょっぴり天然なイメージがあった篠原さんですが、この頃から“デキる大人の女性”の印象が強くなったように思います。世間の目線の変化をどう感じていましたか?

篠原涼子私はわりとオンオフをしっかり切り替えられるほうで、役も現場に置いてくるんです。だから世間の見られ方もあまり気にならなかったんですが、ただやっぱり作品の影響って大きいんだなと感じることもあります。特に若い世代にはコント時代はもちろん、私の歌を知らない方も多いですし、もしも“こういう女優”というイメージが強くなっているのであれば、もっと「こんなこともできるんだ」と思ってもらえるように幅を広げていきたいと思っています。

──篠原さんの女優人生はまだまだ続きますが、「本来やりたかった」という歌についてはいかがですか?

篠原涼子歌はね、いつでもやりたいんです。今でも一番好きなことかもしれない。こんなご時世なのでずっと行けてないですけど、カラオケでもいいんです。お仕事としてはチャンスがあれば、ですね。

(取材・文/児玉澄子)

映画『ウェディング・ハイ』

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【 映画『ウェディング・ハイ』】
出演:篠原涼子、中村倫也、関水渚、岩田剛典、向井理、高橋克実
公開日:2022年3月12日(土)
?2022「ウェディング・ハイ」製作委員会
【公式HP】https://movies.shochiku.co.jp/wedding-high-movie/
【Twitter】https://twitter.com/wedding_high

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