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『暇じゃないのになぜか暇』パワポの図解に「あるあるすぎる!」、コロナで暇になったサラリーマンが解き明かす心理
「今、まさにこの状態…」、パワポで作った“暇”の図に誰もが共感
トヨマネさん やはり、皆さんよくあるんですね…。自分の状況を言語化して客観的に見るとやる気が湧いてくることもあると思うので、一助になればと思います。引用RTしてくれた方が皆さん一様に「これ」と言っていたのが面白かったです(笑)。
――どういったきっかけで思いついたのでしょうか?
トヨマネさん ある休みの日、パワポの作成依頼や読みかけの本、ずっと温めているnote、確定申告などなどやらないといけないことが山ほどあるのに、ダラダラとひたすらYouTubeを観ていました。こういう経験、みんなもありそうだな…と思ってパワポにしてみた次第です。
――リモートワークなどをしていると、とくに陥りがちな「暇じゃないのになぜか暇」。ご自身でも経験はありますか?
トヨマネさん 僕も、二度目の緊急事態宣言が出た後はリモートワークが基本になりました。一人暮らしの狭い部屋で一人仕事をしていると、気持ちが落ち込んでやる気が出づらい時がありますね…。そういう時は少し体を動かしたりして、ストレスを解消しています。
――どうしたらそのような状況を乗り越え、図のような「やる気がある」状態に持っていけると思いますか?
トヨマネさん まずは手をつけることだと思います。5分だけでもやってみると、案外ノッてくるものです。その5分が難しいんですが…。
コロナで暇になったサラリーマン、そしてハマったパワポの沼
トヨマネさん 飲料メーカーで働いている、パワポが趣味の普通のサラリーマンです。
――パワポは仕事で使うことも多いと思いますが、それがなぜ趣味に?
トヨマネさん とにかく、「何かコンテンツを作りたい!」と常に思っていました。この意識は学生の頃からずっと変わっていないと思います。コロナで暇になった時にその思いがより強くなったのですが、イラレ(Illustrator)はちょっと高いな…と感じてパワポを触りはじめたのがきっかけだったと思います。
――パワポのどんなところに魅力を感じますか?
トヨマネさん 文章ではなくビジュアルを使って、物事を説明できることです。当たり前のことですが、それがPowerPointの本質だと思っています。また、誰でも簡単に使えるのに、こだわり始めるといくらでも多彩な表現ができることも魅力の一つですね。パワポの沼は深いです。
――今作のほかにも、パワポによってとてもわかりやすく、面白い作品がたくさんあります。制作する際はどんなことを重視していますか?
トヨマネさん 「くだらないけど、ためになる」ということです。クスッと笑えるけど、ちょっと考えさせられる。そういうコンテンツを作れたらいいなと思って、日々パワポと向き合っています。
――今回、Twitterに投稿したことで大きな反響を集めたわけですが。SNSで作品を発表することのメリットとは?
トヨマネさん やはり、たくさんの人に見てもらえることです。「#人間関係はフィードバックから」なので、せっかく作った物は誰かに見てもらえた方がうれしいですよね。デメリットは特に感じていません。Twitterは最高です。
――では最後に、世の「暇じゃないのになぜか暇」な状態になっている人々へ、メッセージをお願いします。
トヨマネさん そういう時もありますよね〜。最初の5分さえやってしまえば、意外とイケます。たぶん。