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まるでレントゲン?内部まで精巧なジムは夫婦モデラーの“愛の結晶” 「やられメカを準主役機風に仕上げたい」
夫婦で“ああでもない、こうでもない”と揉めながら作るのも楽しい
めおぷら単純に80年代初頭のガンプラブームに乗っかった少年でした。当時はもちろんお小遣いですのでいろいろなキットが買えませんし、近所の模型店ではガンプラはほとんど買えませんでした。たまたま売れ残っていたムサイやザンジバルを作ってましたね。
妻は、私がプラモを買いに行ったときに見つけたプチッガイをきっかけに、ガンプラの世界に入り込みました。
――それが今は、ご夫婦でガンプラ制作をされているとのことですが、どのような経緯で共同制作をすることになったのですか?
めおぷら3年前のクリスマスにけっこう大きめの”プチッガイのクリスマスパーティージオラマ”を2人で作ったのがきっかけです。残念ながら写真は失念してしまったのですが、“ああでもない、こうでもない”と揉めながらも(笑)、何だかんだ楽しく作れました。
めおぷらメリットは2人で作業分担しているので完成するスピードが速いこと。デメリットはお互いの作業ペースによりプレッシャーがかかることがあるんです(笑)。例えば塗装が終わってないのに、次の作品の基本工作が終わってる時に「まずい」と思ったり。
――なるほど(笑)。奥さまが塗装を、旦那さまがそれ以外と役割を決めたのはどんな経緯が?
めおぷら結婚前は私も塗装をしていたのですが、視力がかなり落ちてしまいセミリタイア状態でした。そんな中、ガンダムマーカーエアブラシシステム(クレオス)という画期的な商品が発売されたのを知って購入しました。もともと絵を描くのが上手だった妻が「やってみたい」と言うので任せてみたら、最初からかなりの腕前で、それからもあれよあれよという間に上達していったんです。
――もともと素養があったと。
めおぷらそうですね。以前はMG(マスターグレード)も、ガンダムマーカーエアブラシシステムで塗装してましたが、最近は普通のエアブラシで塗装しています。なので塗装以外のことは私がフォローに回って、プラモ作りの花形と言える塗装は妻にやってもらっています。