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【ダイエットビフォーアフター】「デブは1日にして成らず」30キロ減量のブロガー、収入は増えたが体型によって人生の幸福度は変わらない
“体型”に左右されたわけではなく、あくまで“行動”によって得た自信
柳本マリエさん リングフィットアドベンチャーとフィットボクシング、どちらも最初は1日10分程度から始めました。数ヶ月かけてリングフィットアドベンチャーは1日20〜30分、フィットボクシングは1日2時間と徐々に時間を増やしていきました。
――ダイエット中の食事はいかがでしたか?
柳本マリエさん ざっくりとした計算で糖質を1日50グラムに抑えていました。肉・魚・卵・チーズ・納豆・きのこ・アボカドなどです。調味料は、バターやマヨネーズをよく使っていました。カロリーや脂質は高めだったと思います。食事以外の間食も多く、筋トレ前は糖質枠を設けて筋肉の分解を防ぐようにしていました。また、運動中はBCAAというアミノ酸飲料を水分補給として飲み、運動後はプロテインも必ず飲んでいます。
――ダイエットしてよかったことは?
柳本マリエさん 腰痛が改善され、熟睡できるようになりました。
――ダイエットの様子をSNSで公開することに抵抗はなかったのでしょうか?
柳本マリエさん 最初は、恥ずかしかったです。でもある時、ビフォー写真を公開したら友人にすごく褒められました。それからは、すっぴんの写真も公開できるようになりました。ビフォーとアフターの差が大きいほうが、見る側は興味深いようです。
柳本マリエさん もしかしたらその言葉は綺麗な言葉に聞こえるかもしれません。しかしながら「痩せても幸福になれるとは限らない」と思っています。というのも、私はリバウンドを繰り返しているため、過去には40キロ前半だった時期もありました。痩せても人生が上手くいくわけではない(正ではない)という現実を経験しているからです。「痩せることですべてが上手くいく」という希望を持つことは悪いことではないと思いますが、過信をしてしまうことは非常に危険なことです。
――それでもダイエットをしようと思ったのは?
柳本マリエさん 最初は「取引先に詐欺写真と思われたくない」という自己保身でした。その後は、体調改善により作業効率が上がりました。そして、1年間で30キロの減量に成功した実績と経験があれば、今後の活動に活かせる。これらすべてお金に繋がりました。それと達成感や自信もつきました。ダイエットをきっかけに人生が好転する可能性もあるかもしれません。でもそれは、体型に左右されたわけではなく、あくまで行動によって得た自信だと思っています。