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朝日奈央、“NGなしタレント”の矜持「でも、イエスマンにはならない」
「仕事がない中めっちゃ迷っていた」少ないチャンスの場でもわざと毒づき空回り…
【朝日】それが何も考えていなくて。卒業した次の日からまったく仕事がなかったので、本当にどうしようって感じで、謎にギターレッスンやボイストレーニングに通い始めたりして、自分探しというか、めっちゃ迷っていました(笑)。
━━バラエティの道に進もうと決めたのはどうしてだったのでしょう?
【朝日】解散後、舞台に出演したりもしたんですが、いろいろ挑戦する中で、やっぱりアイドリング!!!で力がついたのはバラエティかなと思ったので、バラエティタレントとしてがんばりたいなって。
━━そこからの道は険しかった?
【朝日】仕事がほとんどない期間が続いて、普通にお昼の楽しい番組を見ているだけなのに、なんか涙が出てきたり、自分は何をしているんだろうって、しょっちゅう泣いていました。たまに番組に呼ばれても、爪痕を残さなきゃって、わざと言葉遣いを悪くして、全力でしゃべりすぎて、ワル目立ちしてしまって。めっちゃ炎上して、その番組に1年くらい呼ばれなかったこともありました。
━━それは辛い……。
【朝日】今、振り返ると、別人の自分が話しているような感じでしたね。
━━どうやって克服したんですか?
【朝日】バラエティタレントは毒づくイメージがあったので、その意識で印象づけようとしていたんですけど、それでぜんぜんお仕事が増えなかったので、自分らしくいこうと。
━━自分らしさを取り戻したら、お仕事が増えていった?
【朝日】自分自身が心から楽しむといい方向に向くのかなって、最近、実感していますね。