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草なぎ剛の好きな作品ベスト5 入れ墨姿の任侠から余命1年の教師まで【#ファンに聞いてみた】

この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。
⇒この記事をオリジナルページで読む(9月25日掲載)

公開中の映画『ミッドナイトスワン』で主演を務める草なぎ剛さん。同作で演じるトランスジェンダーの凪沙(なぎさ)に代表されるように、幅広い役柄を演じ分けてきました。今回はそんな草なぎさん出演の「一番好きな作品」をテーマにアンケートを実施(※)。草なぎさんらしい懐の広い役柄がランクインし、さまざまな声が集まりました。

※物語の内容に触れる描写がありますのでご注意ください
※ORICON NEWS公式Twitterアカウントにて実施 総票数:480

5位(18票)【ホテル ビーナス】チョナン(ちょなん)

・2004年3月公開映画

フジテレビ系で放送されたバラエティ番組『チョナン・カン』のスピンオフ企画として制作され、草なぎさんが「チョナン・カン」として初主演した日本映画です。心に傷を負ったワケありの人々が住む、とある街のカフェ<ビーナス>の奥にある<ホテルビーナス>の物語で、草なぎさんのほか、香川照之さん、中谷美紀さん、市村正親さん、韓国からは、チョ・ウンジさん、イ・ジュンギさんといった豪華な俳優陣が集まりました。

草なぎさんは、暗い過去を背負い、未来に希望を持てずに暮らしているホテルの下働き兼カフェのウェイターを好演。見事なタップダンスも見どころの1つとなっています。また、日本映画ですが、せりふは全て韓国語、ロケ地はロシア・ウラジオストクと、さまざまな要素を取り入れていることもあり、その世界観を推す声もありました。

【ファンの声】
「チョナンが美しいです。彼は物語の世界観を体現するのが上手いんだと思います。そしてどの作品も愛情を感じます」
「映像、音楽の使い方、俳優陣の静かに滾(たぎ)る熱量が秀逸。チョナンの美しさに何度も息を飲んだ」
「無国籍の世界観と草なぎ剛の美しさにハマる映画」

4位(27票)【フードファイト】井原満(いはら・みつる)

2018年撮影 写真:田中達晃(Pash)

2018年撮影 写真:田中達晃(Pash)

・2000年7月期日本テレビ系ドラマ、2001年4月日本テレビ系ドラマ(単発)、2001年9月日本テレビ系ドラマ(単発)

食品を扱う一流企業、宮園総合食品の地下にて行なわれている“短時間にどれだけ多く食べられるか”を競う非合法賭博のフードファイト。草なぎさんは、表向きは宮園総合食品の清掃員だが、裏ではフードファイターとしての顔を持つ満を演じました。

無敵のチャンピオンとして君臨し、さまざまな特殊能力を持つ挑戦者と対戦しては倒していきます。“飯テロ”的な側面も持ち合わせ、多くの人の食欲も刺激しました。決めぜりふ「俺の胃袋は宇宙だ」も大きなブームに。普段は明るい満が裏で抱えている葛藤も多くの人の感動を誘い、連続ドラマの終了後も特別編2本が制作されました。

【ファンの声】
「オレの胃袋は宇宙だ!の決めせりふと、涙と鼻水を流しながら食べるシーン」
「主人公の明るい笑顔の裏の隠された秘密や苦悩、ひたむきさに胸を打たれました。とんでも設定なドラマでしたが、草なぎさんが演じるととてもリアルな人物像となって存在していました。おちゃめだったりクールでかっこよかったりとギャップも素敵で、満という主人公をとても魅力的に演じていました。彼のことが気になり出したきっかけのドラマです」
「この作品は『大食い』ということに焦点を当てられがちなんですが、実は主人公の表と裏の両方の顔が見られる、またその演技に魅了されるドラマだったと思います。また、草なぎさんの『セクシー』をはじめて感じた作品でした」

3位(27票)【嘘の戦争】一ノ瀬浩一(いちのせ・こういち)

・2017年1月期フジテレビ系ドラマ

2015年に放送された、同じく草なぎさんが主演したドラマ『銭の戦争』のスタッフが再集結した復讐シリーズの第2弾。幼い頃に家族を殺された主人公・一ノ瀬浩一が、天才的な詐欺師となって復讐をはたそうとする痛快エンターテインメント作です。犯人の顔を見てしまった9歳の浩一が「犯人は父ではない、真犯人の顔を見た」と警察に繰り返し証言しても、信じてもらえず“嘘つき”と呼ばれ、親戚からも奇異な目で見られてしまいます。やがて浩一はタイに渡り、名前を変え、偽の経歴を手に入れて、たぐい稀なる詐欺師となり、正真正銘の“嘘つき”に。記憶の中の真犯人“あざのある男”と再会したことで復讐を決心します。

予想を裏切る展開が続くストーリーや草なぎさんの熱演に、1話も見逃せなかったとの声が多数でした。また、草なぎさんは同作での演技で「第7回 コンフィデンスアワード・ドラマ賞」で主演男優賞も獲得しています。受賞時のコメントでは「この現場でもそうでしたが、僕はあまりきちんと役作りをしないで挑むタイプなんです。今回の撮影を通して自分の方向性は間違っていないんじゃないかと確信が持てたので、場合によっては怒られてしまうかもしれないけど(笑)、これからも肩肘張らず自信を持って役に取り組んでいきたいと思います」と喜びつつ、俳優としての手応えを語っていました。

【ファンの声】
「涙の流れ方まで操っているのでは?と思わせる程の泣きの演技に引き込まれました」
「役によって表情が全く変わり別人になる。それもこちらの想像をはるかに超えて。いつもはのほほんとしてるつよぽんなのに。そんなギャップにいつもやられます」
「『嘘の戦争』は表情や身体から滲み出る憎しみが溢れ出ていてすごいと思ったのと、大杉漣さんと対峙する場面は泣けて仕方ありませんでした」

2位(62票)【僕の生きる道】中村秀雄(なかむら・ひでお)

2019年撮影 写真:田中達晃(Pash)

2019年撮影 写真:田中達晃(Pash)

・2003年1月期フジテレビ系ドラマ

同作は、残された人生を必死に生きることを通して「死」を肯定的に描いた作品。私立進学高校、陽輪学園の男性教員である秀雄は、健康診断でがんが発覚。余命1年と宣告されます。自殺を試みるなど自暴自棄になりますが、金田医師(小日向文世さん)との触れ合いから、残された1年を生き抜くことを決意します。1年後に死が待つ中での、みどり(矢田亜希子さん)との切ない恋模様は多くの人の記憶に残りました。物語の最後は、自分の夢であった生徒たちの合唱を聞きながら眠るように息を引き取るシーン。涙なしには見ることができません。

また、同作以降「僕シリーズ3部作」として『僕と彼女と彼女の生きる道』『僕の歩く道』が草なぎさん主演で制作されました。特に美山加恋さんが7歳で出演し、子役ながら高い演技力を放っていた『僕と彼女と彼女の生きる道』にも多くの票が集まっていました。

【ファンの声】
「草なぎ剛さんが、亡くなるまで必死に自分を見つめて生きる教師役を、体重をかなり減らして熱演したのが1番良かったです」
「『死』について希望が見えた作品でした。草なぎさんの役作りにも感動しました」
「主人公の秀雄が亡くなるまでをとても丁寧に自然に演じていたので最後は号泣でした」

1位(161票)【任侠ヘルパー】翼彦一(つばさ・ひこいち)

『任侠ヘルパー』DVD、東宝、2013年

『任侠ヘルパー』DVD、東宝、2013年

・2009年7月期フジテレビ系ドラマ、2011年1月フジテレビ系ドラマ(単発)
・2012年11月公開映画

1位は大差をつけて『任侠ヘルパー』となりました。草なぎさん演じる冷酷非道な暴力団組長が老人介護施設のヘルパーとして奮闘。次第に人間性を取り戻していく様子を描いた作品です。はだけた胸元にネックレスをギラつかせ、背中から腕にかけては桜吹雪の入れ墨。その風貌で周囲を威圧する組長・彦一は、幹部から命じられ老人介護と向き合うことになるが、ヘルパーとして取り組むにつれ、やがて人と人との触れ合いなど“大切なもの”に気づいていきます。

草なぎさんの、これまでの“いい人”キャラとは一線を画す“強面”ぶりでも話題になりました。そのギャップにファンはメロメロになり、役によって七変化する草なぎさんの表情に高い評価が集まりました。

【ファンの声】
「普段とのギャップと演技力が半端ない!」
「目がいいんです。瞳の奥が清んでいて透明感があるんです。彼が演じるとアウトローでもどこか温かくぬくもりが感じられる不思議な魅力があり、引き付けられます。大好きな役者さんです」
「現代社会の問題をヤクザが身を持って体験して、それをどんどん解決していく素晴らしい作品。草なぎ剛さんの演技が素晴らしい!」
映画『ミッドナイトスワン』でも、高い演技力を発揮し、トランスジェンダーという難しい役どころをこなしています。一足早く同作を観た香取慎吾さんはTwitterで「草なぎ剛に魅了された僕は初めて、もう芝居をするのはやめようと思った やめないけどやめようと思った それほど打ちのめされました」と話すなど、草なぎさんの新たな代表作になっているそうです。現在、世界最長となる925秒の予告編が公開中。封切りとなった『ミッドナイトスワン』を、ぜひ劇場で観てみましょう!
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この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。
俳優・歌手・芸人・タレントらの趣味嗜好を深堀りしつつ、ファンの「好き」を応援。今後、さらに気になる人の「これまで」と「これから」をお届けしていきます。
⇒この記事をオリジナルページで読む(9月25日掲載)

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