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一途なまでに1つのガンプラを作り続ける“偏愛モデラー”「無数のバリエーションを愉しむ」

  • (写真上)さまざまなジム 制作・画像提供/雪丸氏 (写真下)さまざまなザク 制作・画像提供/MA-SHOP 1971氏(C)創通・サンライズ

    (写真上)さまざまなジム 制作・画像提供/雪丸氏 (写真下)さまざまなザク 制作・画像提供/MA-SHOP 1971氏(C)創通・サンライズ

 毎年、数多くの新作ガンプラが発売されているが、ガンプラモデラーのなかには、1つのモビルスーツを愛し、それを作り続ける人もいる。雪丸(@yukimaru0131)さんは、ジムに、MA-SHOP 1971(@Zakumodls)さんはザクに魅せられたモデラー。それぞれ、ジムとザクの作品を数多く発表している2人が、ガンダムシリーズの名脇役・名敵役に魅せられた理由とは?

シンプルなので、オリジナルの改造がし易く、自分好みに仕上げられる(雪丸)

――制作、発表している作品はジムが多いですが、ジムにハマった理由は?
雪丸最初はガンプラの改修作業の練習としてジムを作りました。作っているうちにジムの飽きのこないシンプルな格好良さに目覚めて。バリエーションが豊富で、元がシンプルなので、オリジナルの改造がし易く、自分好みに仕上げられるのも魅力のひとつです。HGシリーズは価格も安いので、複数買いができるのも良いですね。HGジムは今まで20個は買ってると思います。ガンプラはトータルで、200体ぐらい作っていますが、そのうち50体くらいはジムですね。

――数あるジム作品のなかでもお気に入りの作品はどれですか?
雪丸「局地型ジム」ですね。シンプルなジムにミリタリーテイストを付け加えて弱いけど強そうに見えるので気に入ってます。「HGジムガードカスタム」と「HG局地型ガンダム」を組み合わせて制作しました。
――「局地型ジム」はどのようなストーリーをイメージして制作されたのですか?
雪丸ジャングルで戦闘をするジムですね。特務仕様の機体で、単機で戦闘できるジムをイメージして制作しました。マスターアーカイブのジムの本を見ている時にいろんなバリエーションのジムが載っている本で、その中にジムスパルタンという機体がありましてそれに近いジムを作ってみようと思ったのがきっかけです。

――この作品を作る際に苦労した部分は?
雪丸塗装ですね。陸戦型に見える配色を考えて塗料を調色するのが、一番時間がかかりました。

――制作後の反響はいかがでしたか?
雪丸ツイッターではカッコイイと言ってもらえました。意外にも、海外の方に評判が良かったみたいです。

――ガンダムのなかでも地味な存在のジムに惹かれる理由は?
雪丸やられ役の名脇役ということに尽きます。やはりジムが戦闘中にやられることによって戦闘の派手さを演出できると思いますので。
――雪丸さんにとって「ガンプラ」とは?
雪丸死ぬまでやめられない趣味です。ひとつ作品が完成しても完成度に納得できない部分もあったりするので「次はこうやってみよう!」と思う。そしてすぐに次の制作を始める。この繰り返しです(笑)。日々精進です。

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