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『わたナギ』で好演の高橋メアリージュン、「上手いよりも“伝わった”と言われたい」人情あふれる演技で魅了
絶妙な存在感をかもした『わたナギ』での“名脇役”ぶり
高橋メアリージュン人を励ましたり、ハキハキしたりしている感じが気持ちよくて、共感もできるし、すごく演じやすいキャラクターでした。
――薫が自分と似ている部分があると感じる?
高橋メアリージュンはい。わりと自分の本心に近いですね。でも、普段は薫のようにハッキリとはなかなか出せないんです。私はどちらかというとシャイで、なかなか気持ちを伝えられなかったり、好きですと言ったりできないタイプなので…。
――そうなんですね。第8話で、薫がメイに対して言ったセリフで「好きな人に気持ちを伝えるのって、大人になっても、すごく勇気がいることなんだよ」とありましたが、これは本音でもあったとか?
高橋メアリージュンそうなんですよ。このセリフは、友達やファンの方からも『心に響きました』というコメントをたくさんいただいたんですけど、じつは私自身にも響きました(笑)。私も過去に、しっかり言葉で伝えておけばよかったって後悔した経験があるので、昔の自分に対して言っている気持ちでしたね。
――演じたキャラクターは年下です。
高橋メアリージュンそうですね。私は今32歳なんですけど、メイと薫は28歳。年下の彼女たちの気持ちがすごくわかるので、薫のセリフには過去の自分にアドバイスしてあげているみたいな気持ちで演じることが多かったですね。