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「派手にやられることで戦闘シーンが映える」 ガンダムシリーズの“名脇役”に魅せられたモデラーの美学

モデラー・雪丸氏制作「ジム」 制作・画像提供/雪丸氏 (C)創通・サンライズ

モデラー・雪丸氏制作「ジム」 制作・画像提供/雪丸氏 (C)創通・サンライズ

 どの世界にも主役の活躍を引き立てるために存在する“名脇役”。ガンプラモデラーの雪丸(@yukimaru0131)さんは、ガンダムシリーズの“名脇役”「ジム」に魅せられ、数多くの作品を残してきた。“やられ役の名脇役”に魅せられた理由とは?

偶然立ち寄ったおもちゃ屋が“ガンプラ沼”の入口

――ガンプラの魅力に目覚めたきっかけは?
雪丸小学生の時にファーストガンダムをリアルタイムで観て、ガンプラを買ったのがきっかけです。いわゆるガンプラブームの世代ですね。当時は、塗装ができなくて、ただキットを組み立てるだけでしたが、新発売のキットがあればおもちゃ屋によく行っていました。小学生なので当然一度にたくさん買えない。なのでいけないことなんですけど、欲しいキットが複数ある時は他の人に買われないように別のプラモの後ろに隠したりしてました(笑)。

――現在のように本格的にガンプラ制作をするようになったのはいつごろから?
雪丸小学生の時以来、全くガンプラを作ってなかったのですが、7年前にたまたま立ち寄ったおもちゃ屋で「RGガンダムMk−II」を買ったのが、“ガンプラ沼”にドップリとハマるきっかけでした。小学生の時の旧キットの記憶しかなかったので作ってみるとガンプラの進化に驚き、組み上がった時の完成度の高さが素晴らしかったので、他のキットも作ってみようと思いました。そこからはどんどん作り続けて…という感じです。ちょうどその頃始めたツイッターで、いろいろな方とガンプラについて交流するようになり、展示会にも参加したりしてどんどんハマっていきましたね。
――制作発表している作品は「ジム」が多いですが、「ジム」にハマった理由は?
雪丸最初はガンプラの改修作業の練習としてジムを作りました。作っているうちにジムの飽きのこないシンプルな格好良さに目覚めて。バリエーションが豊富で、元がシンプルなので、オリジナルの改造がし易く、自分好みに仕上げられるのも魅力のひとつです。HGシリーズは価格も安いので、複数買いができるのも良いですね。HGジムは今まで20個は買ってると思います。ガンプラはトータルで、200体ぐらい作っていますが、そのうち50体くらいはジムですね。

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