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1日1枚カーブミラーを描き続けて100日間、間接的世界の情緒に反響「物語始まりそう」

 カーブミラーに映る景色を1日1枚、100日間に渡って描き続けた美大生のミラソブさん。映し出された時間帯や角度によって異なる景色に「素敵」「感動」「脱帽」の声が多数寄せられている。本作品は授業ではなく趣味として描いたというが、その独特な着眼点とポップな世界観はどのように生まれたのだろうか。ミラソブさんに聞いた。

「1つとして同じものがない」反対側の世界を切り取るカーブミラーの魅力を再発見

――直接街の景色を描くのではなく、カーブミラーから見える景色をモチーフにしようと思われたのはなぜですか。

風景を観察している際、街中にぽつんと反対側の世界を切り取っているカーブミラーに興味が湧き、描いてみることにしました。何かを継続してやってみたいという思いから、とりあえず目標は大きく100枚と設定してみましたが、もともと3日坊主な性格なので、まさか100枚までいくとは思っていませんでした(笑)

――実際100日間描き続けてみて、いかがでしたか。

最初の10枚くらいはイメージがつかめず大変でした。しかし、枚数をこなせばこなすほど、1つとして同じものがないカーブミラーの魅力を再発見していくのが楽しくて、大変と思うことはなくなりました。描く時間も最初は数時間かけて描いていましたが、どこを省略すればいいか、線の選び方はどうするかがわかってくるにつれて短くなりました。
――どのカーブミラーの、どの瞬間の景色を描くかはどのように決められていましたか。

苦手なものを無くしたいという目標を掲げていたので、とにかく好き嫌いせず描いていました。「うわ〜車とか描きたくないな〜」と思ってもとにかく描く。といった風に“瞬間を選ぶ”というよりは“瞬間を受け入れる”の方が近いかもしれません。

――カーブミラーに映る景色は毎秒変わるかと思いますが、どのように景色を描かれていたのでしょうか。

カーブミラーのように魚眼に近いモチーフは今まで描いたことがなかったので、見本なしで0から書くのは流石に厳しく、散歩をしている時などに、目に入ったカーブミラーの写真を何枚か撮りためておいて、そこからイメージを膨らませていました。

初週は“色”、次週は“彩度”、今後は“遠近法” 同じモチーフを描き続けることによる成長実感

――見たままの景色をそのまま再現されているというよりは、独特なポップな世界観が素敵ですよね。

立体的に表現することよりも配色に意識して100枚描いていました。というのも、物をじっくり観察してそのまま描くデッサンは受験期に叩き込まれたので、優先することではないと考えたのと、自分の知らない色の組み合わせや使い方を学びたいと思ったためです。最初の1週間は実際の色に近づけて観察し、次の2週間は彩度をとにかく強くして描き、その後は自分で考えたカラーパレットや目に留まったポスター、パッケージなどの色を観察しています。

――100 日間描き終えて、カーブミラーや街の景色について何か新たな発見や気づきはありましたか。

日本にいれば誰もが目にしたことがあるであろうカーブミラーは、実は1つとして同じものがなく、ミラーに映し出される世界の中にはそれぞれの時間が動いている。という当たり前のようで気づかなかったことに気づくことができました。
――SNSでも大きな反響がありましたね。

全てのコメントが励みになっているのですが、特にカーブミラーの仕事を行なっている方からの「カーブミラーの魅力を再発見できた」というコメントが印象的でした。また、友人から「カーブミラーをよく見るようになった」と言われたのが嬉しかったです。交通安全にも繋がりますからね(笑)

――今後も“カーブミラー日記”は続くのでしょうか。

現在、200枚を目指してカーブミラーを描き続けています。100枚では色に焦点を置いていたので、今回は色と遠近法に重点を置いて描いていきたいと考えています。少しずつレベルアップしていくのが目標です。また、自分はアニメーション専攻なので、カーブミラーをモチーフにしたアニメーションも制作してみたいと考えています。

【動画】カーブミラー100枚一気見せ動画に120万再生「素敵すぎます」

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