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『控えめに言って最高』日本初の国家公務員YouTuber話題「公務員らしくない表現をしたい」
“上司は内容に一切口を出さない”ルール 寛容すぎる大臣に「日本の未来は明るい」
これには「毎度ネタが秀逸すぎて本当に公的機関とは思えない」「これを決裁回してるのが1番おもしろい」「これこそ役所の進む道」「日本トップクラスの優秀な人材がこんなことしてくれていると思うと、日本の未来は明るい」などと、江藤大臣の寛容さや公務員らしからぬユーモアに称賛の声が寄せられている。
白石去年『BUZZMAFF』の立ち上げに当たり、省内で全職員に公募があった際に、私からノダを誘いました。ノダは元々カメラマン志望だったんですけど、やっている内になかなかキャラが良いなと思いまして、結構がっつり出てもらうようになったという感じです。元々、所属の課は違いましたが懇親会などを通じて交流があり、いまでは先輩後輩というより友達のような感じでもあります。(私が後輩ですが…笑)。
――最近では河野太郎防衛大臣のTwitterも度々話題になっていますが、“国家公務員はお堅い”というイメージを変えたいといった思いもあったのでしょうか。
白石それは強く思っていましたね。普段、農家の方々との意見交換や情報収集を行う仕事をしているので、その経験を生かして、農家さんの生の声を発信したいという思いもずっとありました。なので、“国家公務員らしくない発信をしていこう”という『BUZZMAFF』の趣旨に強く共感し、応募しました。
ノダ予想以上の反響で驚きました。YouTubeをやっていることを友人にもあまり明かしていなかったので、動画が話題になったときに、「なにやってんの」とイジられるような連絡が来ました(笑)。
白石実際に動画内で紹介した農家さんから感謝のご連絡をいただきましたし、他の行政機関から参考にさせてほしいという問い合わせを多くいただいています。そういった意味では、行政機関の情報発信としては画期的なのかなと思っています。
――ノダさんの「大臣からの呼び出し」動画には大きな反響がありましたが、大臣との関係性は?
ノダ呼び出されたときは怒られるんじゃないかと覚悟していったんですけど、「すごい頑張ってるね」って声をかけていただいて安心しました。大臣は『BUZZMAFF』の動画は、全て飛ばさずにチェックしているそうです。