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机に落書きイジメかと思いきや「シュールで好き」…ギャップだらけのオカルトギャグ漫画に反響

  • 『不良退魔師レイナ』 (c) OTOSAMA / LINE

    『不良退魔師レイナ』 (c) OTOSAMA / LINE

 ギャップのある怖さで2作のマンガが支持を集めている。1作目は『不良退魔師レイナ』。一見「イジメ・不良モノ」のように見えて、読み進めていくとギャグマンガ、というギャップが特徴。読者からは「面白い! 斬新!」「シュールで好き」「インパクトがすごい!」など反響が多く『次にくるマンガ大賞2020』にノミネートされている。

「オカルト」と「学園モノ」二大人気ジャンルを融合『不良退魔師レイナ』

 ある朝、“不良”の転校生・鈴野レイナがクラスにやってくる。クラス委員長の真宮寺心に挑戦的な態度をとるレイナは、放課後、心の机に「ブス」「死ね」といった酷い落書きをーー。「イジメ」かと思いきや、彼女は悪霊の退治をする退魔師で、落書きは机に取り憑いた、地縛霊を除霊するための魔法陣だったのだ。

 作者のOTOSAMAさんは『机の落書きがイジメに見えるが、実は魔法陣!』というギャップと、退魔師を『不良女子高生』として描くギャップにこだわったと語る。

 「当初は主人公レイナをギャルにしようと考えていましたが、主人公がクールで恐ろしい人物でないと、作品が成立しません。最初のイメージはギャルでしたが、不良のほうが物語や世界観に合うと思いました」

 学園モノで馴染みのある「イジメ落書き」と、馴染みの薄い「除霊」との組み合わせが斬新だが、オカルト要素とコメディ要素のバランスについては、「読者を退屈させないことが第一の目標なので、必ず毎話に面白い要素を入れるようにしています」と工夫を見せる。

 第1話のラストでは、レイナが心の机を教室から放り投げ、「おめーの席ねぇから!!!」と言い放つ。主人公の女子高生(北乃きい)がイジメに立ち向かう姿を描いたドラマ『ライフ〜壮絶なイジメと闘う少女の物語〜』(2007年放送、フジテレビ系)を彷彿とさせる名シーンだが、読者からは「聞いたことあるセリフ……めっちゃ笑った!!」「最後、名言いただきました!!」などのコメントが寄せられた。

 「個人的には『メリーさん』の話が一番好きです。ホラーの雰囲気を徐々に高めていって、最後にぶち壊すというのが自分でも新鮮でした。それに『メリーさんの電話』の魅力を伝えながら、ギャグの方向にもっていくこともできたと思います」

 この「メリーさん」をはじめ、「トイレの花子さん」「こっくりさん」など有名な都市伝説が変わった形で登場するところも読者に人気だ。
『不良退魔師レイナ』のマンガを読むにはこちら(外部サイト)

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