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天気予報の女神・貴島明日香が”朝の安心”を届けられるようになるまで「猫が気持ちを明るくしてくれた」
関西弁が“コンプレックス”だった…アクセントを標準語に直すのに苦労も
「すごくうれしかったですね。他にランクインしていた皆さんの名前を見て『私?』という驚きの気持ちもありました。選んでいただけたことで、自信も持てました。今年で『ZIP!』のお天気キャスターになって4年目になるんですが、私のTwitterには『2位になってすごい』というコメントとともに『最初に見たときはまだ高校生だったのに、もう大学生になりました』という報告もあって。月日が経つのって本当に早いなと感じました」
――先日、貴島さんのTwitterにお天気キャスターを始められた当初の原稿がアップされていましたよね。
「原稿にはたくさん書き込みをしていて。キャスターのお仕事を始めたばかりのときは、右も左もわかりませんでした。テレビでしゃべるのも、大人数のスタッフさんとお仕事をすることも初めてで。尺を自分で管理してリハして、あっという間にOAが終わる。原稿も今見るとすごく見づらいんですけど、アクセントを書いたり、強調したいところを色分けして書いたりして。声の出し方や原稿の読み方も、考えるのがすごく楽しかったなという記憶ですね」
予報をお伝えしてたときの原稿が出てきた…
? 貴島 明日香 (@asuka_kijima) April 8, 2020
(多分1年目デビューしたての頃)
字も汚いし書きこみすぎて…読みづらい。笑
でも必死だったなぁ pic.twitter.com/7E8Do5wA9y
「課題…ほんっとに、いっぱいありすぎて(笑)。一番は、発音ですね。関西出身なので、アクセントを標準語に直すだけで大変でした」
――「時折飛び出す関西弁がたまらなくかわいい」という声もある。関西弁は、貴島さんのチャームポイントだと思っていました。
「一時期、関西弁で一言コメントするコーナーをやらせていただいたことがあって、視聴者の皆さんは、そのイメージを強く持ってくださっている。でも、天気の情報を伝えるときは、意識的に出さないようにしていました。『湿度が88%です』とか、数字を伝えるときには特に関西のアクセントが出てしまって。直すのはとても大変でした。今では関西の方と話さない限り、めったに関西弁が出てこなくなりました(笑)」