ORICON NEWS

【オリコン上半期ランキング2020】乃木坂46、総合で史上初の3年連続首位 SixTONES vs Snow Manは総売上20億円越え

 2020年上半期の音楽ソフトのセールス動向をまとめた『オリコン上半期ランキング2020』が発表された。音楽ソフトの売上金額を集計した「アーティスト別セールス部門」では、乃木坂46が史上初となる3年連続の首位を獲得。また、1月にデビューしたSixTONES vs Snow Manが、期間内で総合売上20億円を超える好セールスを記録。「新人セールス」1位にランクインした。
【アーティスト別セールス部門 トータル】 1位〜10位
【アーティスト別セールス部門 新人】 1位〜3位
【合算シングル】 1位〜10位
【合算アルバム】 1位〜10位
【シングル】 1位〜25位
【アルバム】 1位〜25位
【デジタルシングル(単曲)】 1位〜10位
【デジタルアルバム】 1位〜10位
【ストリーミング】  1位〜10位
【<動画>受賞インタビュー】 SixTONES・ジェシー/Snow Man・ラウール
調査期間:2019/12/23付〜2020/6/15付(集計期間:2019/12/9〜2020/6/7)

乃木坂46が総合で3年連続首位に、白石麻衣のラストシングルがけん引

「アーティスト別セールス部門」1位は、期間内42.8億円の売り上げを獲得した乃木坂46がランクイン。同ランキング史上初の3年連続首位、史上3組目となる通算3度目の首位という記録を打ち立てた。

 とくに大きくセールスをけん引した作品は、卒業を発表していた白石麻衣の最後のシングル「しあわせの保護色」。3月25日発売の初週で99.6万枚を売り上げ、2週目でミリオンを突破。この勢いで、通算&連続24作目のシングル1位獲得という自己記録も更新(女性グループ歴代2位)した。なお、「シングル連続1位獲得作品数」の記録は、女性アーティストとしては松田聖子と並ぶ「歴代3位タイ」となった。

 このほか、2位に32.2億円を売り上げた韓国の男性7人組グルーブ・BTSがランクインした。けん引作品は2月21日に全世界同時リリースしたアルバム『MAPOFTHE SOUL:7』で、期間内に42.9万枚を記録。『アルバムランキング』の首位にもランクインした。なお、男性アーティストの上半期アルバム1位は、2017年のSMAP『SMAP 25 YEARS』以来3年ぶり。海外アーティストでは、1984年(※)のマイケル・ジャクソン『スリラー』以来36年ぶりとなる。
※アルバムランキングは、1970〜87年「LPランキング」、1988〜2020年「アルバムランキング」となる。

「アーティスト別セールス部門」TOP10には、このほかにも4位にKing Gnu(29.1億円)、5位にOfficial髭男dism(27.8億円)などがランクイン。アイドル、海外アーティスト、バンドなどさまざまな顔ぶれが並び、ヒットの形態が多様化している様子がうかがえる結果となった。

SixTONES vs Snow Manが「新人セールス」首位に、期間内総売上は20億円超え

「アーティスト別セールス部門」の「新人ランキング」1位は、デビューシングル「Imitation Rain/D.D.」だけで期間内24.7億円を売り上げたSixTONES vs Snow Manが獲得した。

 2組の同時デビューというジャニーズ史上初の試みとして注目を集め、今年1月22日にデビュー。同作は瞬く間にセールスを伸ばし、発売日からわずか3日間で100万枚を突破。初週で132.8万枚を売り上げ、「史上初のデビューシングル初週ミリオン」、「初週売上男性アーティスト歴代1位」という快挙を達成した。

 なお同作は、「オリコン上半期ランキング2020 作品別売上数部門」の「シングルランキング」でも、期間内売上164.4万枚を売り上げ1位に。男性アーティストの上半期シングル1位は、2010年の嵐「Troublemaker」以来10年ぶり。またデビューシングルの上半期1位は、2006年のKAT-TUN「Real Face」以来14年ぶりとなった。

 発売後もロングセールスを続ける本作は、今なお週間シングルランキングTOP10入り(6/22付時点)をキープするブレイク作となっている。SixTONESのジェシーは、「Imitation Rain」について「宝物のような存在」と語り、Snow Manのラウールは、「D.D.」について「長きに渡って大切にしていきたい」と楽曲への思いを語っている。下半期、年間ランキングへの好成績も、大いに期待できそうだ。

自身初の上半期1位を獲得した、King GnuとOfficial髭男dism

 CD、デジタル、ストリーミングの売上をポイント化した『合算アルバムランキング』部門では、King Gnuの『CEREMONY』(1月15日発売)が59.4ポイントを獲得、自身初の上半期首位を獲得した。

 本作は、『アルバムランキング』で2位(38.9万枚)、『デジタルアルバム』で1位(7.8ポイント)と、パッケージとデジタルの両方でバランスよくセールスを伸ばしている。

 全12曲収録の本作には、「ストリーミングランキング」で史上3作目となる累積再生数1億回超えを記録した「白日」をはじめ、配信ランキングでの存在感を増していた楽曲が収録。また、ほとんどがCMや映画主題歌などに起用されており、王道のタイアップ手法で楽曲認知を高めていったことも好セールスにつながった。

 一方、Official髭男dismは、「I LOVE...」が『デジタルシングル(単曲)』で52.0 万DLを記録。「Pretender」が『ストリーミング』で再生数9145.3万回を記録し、それぞれ自身初となる首位を獲得した。

 なお、『ストリーミング』ではTOP10中、5曲をOfficial髭男dismの楽曲が占める結果に。この上半期、Official髭男dismがデジタルで大きくブレイクした様子がうかがえる内容となった。
【アーティスト別セールス部門 トータル】 1位〜10位
【アーティスト別セールス部門 新人】 1位〜3位
【合算シングル】 1位〜10位
【合算アルバム】 1位〜10位
【シングル】 1位〜25位
【アルバム】 1位〜25位
【デジタルシングル(単曲)】 1位〜10位
【デジタルアルバム】 1位〜10位
【ストリーミング】  1位〜10位
【<動画>受賞インタビュー】 SixTONES・ジェシー/Snow Man・ラウール
調査期間:2019/12/23付〜2020/6/15付(集計期間:2019/12/9〜2020/6/7)
【オリコンランキングご利用上のご注意】
オリコンランキング(売上枚数のデータ等、オリコンのあらゆるデータ、ランキング)の著作権その他の権利はオリコンに帰属しております。WEBサイト(PC、ブログ、携帯電話等)や電子メール、雑誌等の紙媒体等、いかなるメディアにおきましても、オリコンランキングを無断で掲載するといった行為は固く禁じております。

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索