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「全オタク界共通」「わかりみが深い!」…コロナ以前“ライブに行けた日常”描くイラストに共感の声
■「楽しかった思い出が、1日でも早く更新できることを心から願って」
――イラストを描く上で大切にしていることはなんでしょう?
【しずかさん】女の子のイラストを描くときは、メインにピンク色を使っていることもあって「可愛い」だけの絵に寄りがちなので、表情の強さや動きの強さで「可愛いしカッコイイ」「可愛いし強い」という、可愛いだけで終わらない絵作りをするのを目標にしています。レポート漫画を描くときは、なるべく多くの人にあてはまるようにすることに気をつけています。今回の『はやく帰ってこないかな』でも、なるべく多くの人が共感できそうな場面を選ぶことを心掛けました。また、場面数を限定することで、その絵と絵の間の描かれていない場面を想像してもらえるようにしています。
――なるほど。多くの作品をSNSで発表していますが、メリットやデメリットを感じることはありますか?
【しずかさん】メリットは、やはりたくさんの人に見ていただけることだと思います。日常で友人に見せるのとは数が圧倒的に違うので。デメリットは、作品がどこにいってしまうかわからないことです。たくさんの人に見ていただけるからこそ、転載や複製の不安はゼロではありません。
――ライブに行けないこと以外にも、コロナの影響で不便を感じたことは?
【しずかさん】基本的にインドアなので、ずっと家で絵を描いているか、粘土を触って過ごしています…(笑)。友人とオンライン飲み会をしたり、「ドラフト会議」と称して理想のアイドルグループを作る会議をするのが自粛期間中の楽しみでした。
――最後に、伝えておきたいメッセージがあれば!
【しずかさん】皆さんの楽しかった思い出が、1日でも早く更新できることを心から願っています。私自身は絶賛お仕事募集中なので、企業様も個人様もいつでも何でもお声掛けいただけましたら幸いです!(笑)。