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春風亭昇太が見た“リモート大喜利”の裏側「おじいちゃんから芸人に変わる瞬間」

6代目司会者に就任して5年 「実はいまだ不思議な感じがしています」

番組55年目にして史上初のリモート『笑点』(C)日本テレビ

番組55年目にして史上初のリモート『笑点』(C)日本テレビ

 2016年、桂歌丸が大喜利司会を終え、番組を勇退。同年5月に昇太が6代目司会者として就任し、早5年。司会にはもう慣れたかと思いきや「実はいまだ不思議な感じがしています。子どものころから観ていた番組ですし、僕が前座のころからみなさんは僕のことを知っている人たちなんですよ。そこに僕が座って、しかも司会をしているというのはとても不思議で。それが逆にいい緊張感に繋がっているともいえそうです」。今回の“リモート大喜利”については「僕は6代目の司会ですが、今までリモートをした司会は誰もいません。僕が初めてとなるので、成功も失敗もないんです。なので気分的にはとても楽でした」という。

 実は今回の取材もリモートで行われたが、昇太自身はネット環境には弱いという。しかし「もう慣れました。取材から打ち合わせまで、今は全部リモートですから。今までは打ち合わせといえば、ホテルのラウンジに集まったり、局へ行かなければいかなかったんですが、これだと自宅で出来てとても楽。新型コロナが収束しても、ずっとリモートでの打ち合わせをお願いしたいですね(笑)」と語ってくれた。
 17日、24日、31日と座布団配りの山田隆夫は欠席し、CGで出演となった。「リモートですから、みなさんの自宅に山田さんが座布団を届けると時間がかかっちゃいますからね(笑)。このままだと当分、出番がないかもしれないので、新型コロナが早く収まってほしいと一番願っているメンバーは山田さんかもしれません(笑)」という昇太。同番組の福田一寛プロデューサーによると次回の収録から山田は電話で出演する予定とのこと。

 最後に昇太は「今は史上初のリモート大喜利として話題となっていますが、早く新型コロナが収まり、元の『笑点』に戻って欲しいと願っています。けれど、こういう『笑点』もなかなか観れないと思いますので、リモート大喜利もぜひ楽しんでいただければありがたいですね」と『笑点』ファンにメッセージを送った。

(文:今 泉)
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取材前編はこちら(外部サイト)
“リモート笑点”が話題 番組Pが語る「大いなるマンネリ」の大切さと新たな可能性(外部サイト)

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