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静寂を切り裂く太刀の調べ SDの世界から飛び出した“侍”武者ガンダムの抜刀シーン

  • 作品:武者ガンダム/制作:仁誠(C)創通・サンライズ

    作品:武者ガンダム/制作:仁誠(C)創通・サンライズ

  • 作品:武者ガンダム/制作:仁誠(C)創通・サンライズ

    作品:武者ガンダム/制作:仁誠(C)創通・サンライズ

“侍”に似合う「台座」の準備にこだわりと苦労が…

――本作の抜刀シーンは他の作品からインスピレーションを受けていますか?

【仁誠】使用キットである「MG 真武者頑駄無」のパッケージイラストを参考にしています。とても素晴らしいイラストで制作するキッカケにもなっています。

――本作で一番表現したかったものは何ですか?

【仁誠】抜刀前と抜刀後の対照的な2体を1つのベースに収める事です。別々の作品ではなく、同じ模型2体を1つのベースに収め1つの作品として制作する事です。
――ライティングも絶妙です。撮影でこだわった部分は?

【仁誠】撮影は通常よりも色温度の低い照明を使用して撮影も行いました。台座は50センチ程ありますので撮影にも苦労しましたが、良い写真が撮れたと思います。

――武者ガンダムの制作で最も苦労した部分を教えてください

【仁誠】1つの台座に雰囲気の異なる武者ガンダムを2体並べたかったので、台座を1枚の天然木の一枚板から制作しています。抜刀前側は落ち着きのある滑らかな形状に、抜刀後は鋭利な形状に制作したのですが、この台座制作が慣れない作業で大変でした。

作品:武者ガンダム/制作:仁誠(C)創通・サンライズ

作品:武者ガンダム/制作:仁誠(C)創通・サンライズ

――この制作で、技術的な「壁」を感じたのはどんな時でしたか?

【仁誠】通常であれば台座の形状ありきで制作を行っていたのですが、今回は台座の形状を自分で決めるという事が一番苦労したかもしれません。

――その「壁」をどう乗り越えましたか?

【仁誠】天然木を用意し、完成した2体をレイアウトしながら木材を削って行き少しずつイメージを合わせて行きました。最終的には当初のコンセプト通り“和室に合う”イメージになったと思います。

――今後作ってみたいガンプラ作品を教えてください。

【仁誠】一番好きな作品であるターンエーガンダムの台座作品や、単体作品等これからも制作を続けていきたいです。

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