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不動産管理職の傍らサンバダンサーとして活躍 鍛え抜かれた美ボディに「楽しみながら美意識を高められる」
サンバダンサーは、日々の生活において楽しみながら美意識を高めていける
Fuminoさん 20年前に始めた頃は、日本で入手できるサンバの衣装もみすぼらしかったせいで、いやらしいイメージが浸透していました。今は衣装も豪華ですし、プロとして活躍しているダンサーは基本的に体を鍛えています。ですので同性から、「ステキ! かっこいい!」などと憧れの目で見られることの方が多くなった気がします。
――サンバを始めてそれまでの自分と変わったことはありますか?
Fuminoさん サンバ、そしてブラジルの音楽やダンスに出会えたことにとても感謝しています。サンバと出会えたことで人生が楽しくなり、今の自分が好きになり、穏やかな心が持てるようになりました。またストイックにではなく、日々の生活において楽しみながら美意識を高めていけるようになりました。
――露出度の高いサンバ衣装ですが、始めた当初は抵抗なかったのでしょうか?
Fuminoさん 一度勇気をだして着てしまえば、その後、抵抗は全くなかったです。一見露出度が高く思われがちですが、サンバの衣装は全身キラキラの装飾に覆われ、頭飾りもあり、ストッキングも履いています。全身がしっかりとガードされているので、水着を着る方がよっぽど恥ずかしかったです。
――きらびやかな衣装を着るための体型維持の方法は?
Fuminoさん 毎晩寝る前のストレッチは欠かせません。1日の疲れやストレスをリセットしてくれます。そして、1週2〜3回のペースでジムに通い、しなやかな体を維持するために筋トレとヨガを取り入れています。夜はシュラスコ店でサンバのステージに立っています。基本的に外食は月に3〜4回程度で、昼も夜も安心できる食材を使い、タンパク質と野菜をたくさん摂取できるように、自炊をしています。
――サンバダンサーとして踊る醍醐味は?
Fuminoさん サンバの一番の醍醐味は、音を聴いて、その音を自分の体で表現することだと思います。サンバは基本的に生演奏ですので、同じ曲でも演奏者によって変わります。その音を聴いて、その時の自分の気分で表現方法も変わってきます。曲に入り込めた時は、アドレナリンが出てとても気持ちが良いです。
――最後に、サンバの魅力とは?
Fuminoさん ひと言でサンバと言っても、ゆっくりとしたテンポのメロディアスな曲もあれば、テレビなどで目にするアップテンポのカーニバル用のサンバもあります。幅広く楽しめることがサンバの魅力だと感じています。