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(更新: ORICON NEWS

【#ファンに聞いてみた】思い出の『NHK連続テレビ小説』5選

『NHK連続テレビ小説』通称“朝ドラ”といえば、日本の朝に欠かせないものの一つ。1961年放送の第1作『娘と私』から60年近くの歴史を誇り、現在放送されている窪田正孝さん、二階堂ふみさん出演の『エール』まで、実に全102作を数えます。恋、仕事、家庭と、人生で大事なことを教えてくれて、大きな感動をくれる名作ぞろいの歴代“朝ドラ”から、特に皆さんの思い出に残っている1作をアンケート(※)。上位5作品を紹介していきます。※ネタバレあり

※ORICON NEWS公式Twitterアカウントにて実施 総票数:165

5位(13票)【ひよっこ】

●平成29年度(2017年)前期
●作:岡田惠和
●ヒロイン:有村架純

舞台は東京オリンピックが開催された1964年。有村架純さん演じる茨城県の農村で生まれ育った谷田部みね子は、東京に出稼ぎに出ていた父・実(沢村一樹さん)の失踪をきっかけに集団就職で上京。ラジオ工場で共に働いた仲間、東京で親のような存在となった洋食店「すずふり亭」の店主・牧野鈴子(宮本信子さん)とその家族、商店街の人々、さまざまな出会いと別れを重ね、見知らぬ街だった東京にしっかりと根を張っていきます。高度成長期をひたむきに生きた「名もなき人々」にスポットを当て、日々の暮らしを温かく描いた物語です。
実在の人物をモデルにすることの多い朝ドラですが、本作の脚本・岡田惠和さんが描いたのは市井の人々の力強さ。「最終回でお父ちゃんが重箱を思い出すシーンでガチッと伏線を回収したところが感動しました」と、記憶を失って失踪した父をめぐるシーンや、「みね子は本当にいるんじゃないかと思うぐらい素敵なキャラクターでした! みね子、元気かなー!」とヒロインの魅力を語る声が寄せられました。

4位(16票)【あさが来た】

●平成27年度(2015年)後期
●脚本:大森美香
●原案:古川智映子『小説 土佐堀川』
●ヒロイン:波瑠

朝ドラ初となる、江戸時代から物語がスタート。波瑠さんが演じた今井あさは、生命保険会社経営などを手掛けた女性事業家のさきがけである広岡浅子がモデルです。ディーン・フジオカさんが演じた“五代さま”こと五代友厚も女性視聴者をとりこにし、ディーンさんブレイクのきっかけにもなりました。
また、波瑠さんと玉木宏さんによる夫婦役のハマり具合も高評価の一因。「あさと新次郎夫婦は朝ドラ史に輝くベストカップルだと思います」。「玉木宏さん演じる新次郎さんは理想の旦那様でした。新次郎さんが番傘を片手でパッと開くシーンはまるで歌舞伎のようで、とても印象に残っています」など、尊い夫婦愛に胸キュンしたという方が多いようです。

3位(21票)【スカーレット】

●令和元年度(2019年)後期
●作:水橋文美江
●ヒロイン:戸田恵梨香

3月に放送を終えたばかりの新しい作品で、多くの支持を得ました。戦後まもなく、大阪から滋賀・信楽にやってきた絵が得意な女の子・川原喜美子(戸田恵梨香さん)が地元の信楽焼にひかれ、男性ばかりの陶芸の世界に飛び込んでいく物語。愛する男性と結婚し、息子を授かり、貧乏だが夫や息子のかたわらで大好きな陶芸にいそしむ喜美子ですが、幸せなはずの生活は思惑どおりにはいかず、大きな波乱が彼女を待ち受けます……。
喜美子と松下洸平さん演じる夫・八郎、伊藤健太郎さん演じる息子・武志との家族の物語に心を打たれた方が多く、「いつもと変わらない日常が、どれほど尊く特別なものなのか教えていただきました。なによりヒロインの泣き言をいわない前向きな姿勢に元気をもらっていました」。「主人公の喜美子の夫だった八郎さんが大好き。二人が別れてしまったときは、食べ物の味がしなくなるくらいショックを受けました。再会して和解したときは、床を転げ回って祝福しました。大人になった息子の武志に『いっぱい話しよ』と語りかけた場面では、武志と一緒に泣きました」など、感動冷めやらぬ熱いコメントが寄せられています。

2位(26票)【半分、青い。】

●平成30年度(2018年)前期
●作:北川悦吏子
●ヒロイン:永野芽郁

大阪万博の翌年の1971年、永野芽郁さん演じるヒロイン・楡野鈴愛(にれの・すずめ)は岐阜県東部の町にある小さな食堂に生まれ、小学生のときに病気で片耳を失聴。そんな彼女を支えたのが、わが子を愛してやまない両親(松雪泰子さん、滝藤賢一さん)や、鈴愛と同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみの萩尾律(はぎお・りつ/佐藤健さん)でした。鈴愛はバブル全盛期に上京し憧れの少女漫画家になるものの挫折。しかしその後、律とともに“一大発明”へと挑んでいきます。
佐藤さん演じる幼なじみの律と、律の同級生で鈴愛の上京後の友人でもある“マアくん”こと朝井正人(中村倫也さん)、2人のイケメンの尊さに朝から悶絶させられた一作でした。
特に、この作品がきっかけで中村さんにハマったという声が目立ち、「マアくんみたいな独特な空気を纏った役、あまり見たことなくて新鮮だったし、何より初登場シーンが肩に猫(を乗せた状態)で、そこからどんどんマアくんにハマっていきました笑」。「鈴愛とマアくんの花火のシーンがとても印象的です! マアくんがそこにいるだけで、周りの人をフワっと包み込んでくれるような、あの優しい空気感がたまらなく大好きでした!」との声があがりました。

1位(37票)【まれ】

●平成27年度(2015年)前期
●作:篠崎絵里子
●ヒロイン:土屋太鳳

土屋太鳳さん演じる津村希(つむら・まれ)は幼いころ、一家が破産寸前で石川・能登に移住。夢ばかり追う父・徹(大泉洋さん)を反面教師に、「地道にコツコツ」が好きな少女になっていました。しかし、市役所に就職した希は、夢を追う移住者の世話をするうちにパティシエになるという自身の夢を取り戻し、横浜の天才パティシエ・池畑大悟(小日向文世さん)に弟子入り。修業と恋愛――山崎賢人さん演じる幼なじみ・圭太との別居婚や、家庭と仕事との両立などさまざまな試練を乗り越え、希は心の故郷となっていた能登に再び帰る決意をします。

注目ポイントはやはり、土屋さんと山崎さんが夫婦を演じていること。映画『orange-オレンジ-』などで何度も共演を重ねている2人が、今作でも互いに支え合う理想的な妻と夫の姿を見せてくれます。
「希と圭太の夫婦がすごく好きです! そこから土屋太鳳ちゃんと山崎賢人くんにどハマりしました! 夢を追い、支え合う2人の姿に感動しました!」「土屋太鳳ちゃんと山崎賢人くんの掛け合いがとても好きです。2人の子供が双子だったとまれから聞いた時の圭太がかわいすぎました」。「やっぱり印象に残ってるのは最後(希と圭太)の結婚式のシーンです」など、ほかの朝ドラにも共通している夫婦・家族の支え合う姿に心を動かされたという方が多くみられました。
この記事について
この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。(4月17日掲載
俳優・歌手・芸人・タレントらの趣味嗜好を深堀りしつつ、ファンの「好き」を応援。今後、さらに気になる人の「これまで」と「これから」をお届けしていきます。

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