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【バーレスクダンサー】先輩ダンサーに憧れて北海道から単身上京 笑顔の裏にある「おもち」の行動力

 東京・六本木に、月売上が約1億円に達する景気の良い場所が存在する。その名も「バーレスク東京」。店内には大型LEDが四方八方に設置され、中央には回転するステージ。人気曲とともにセクシーな美女ダンサーたちが華々しいパフォーマンスを繰り広げる “新感覚エンターテイメント空間”だ。今回はショーダンサーとして働く「おもち」さんにインタビューを行った。よく笑う、明るいキャラが魅力の彼女。北海道から上京しダンサーとして活動する理由とは。

バーレスク東京で働いていた「ミトさん」に憧れて上京

――突然ですけど、「おもち」って変わった名前ですね。なぜその名前になったんですか?

おもちあ、これは頬が“もちもち”としてたからなんです(笑)。今は痩せちゃったので面影がないんですけど、入店当初はもっと頬が大きくて。

――なるほど(笑)。小さな頃からダンスをされていたそうですね。

おもちクラシックバレエを2歳から教わっていて、色んなジャンルを覚えながら踊り続けて、いま17年目になります。踊ることが好きな家系で、おばあちゃんは社交ダンス、お母さんはよさこいをやっているんですよ。私も一時は、ブライダルのヘアメイクとして働いていたんですが、「やっぱり踊りたい」って気持ちが強くなって地元・北海道のショーパブで働くようになりました。

――なぜそこから「バーレスク東京」で働くことになったんですか?

おもち先輩ダンサーのミトさんに憧れていたのがきっかけです。地元でショーダンサーをしていた頃からSNSを見ていて。ミトさんが「千本桜」という曲で踊る動画に一目惚れして、「この人のバックで踊りたい」と思って、上京して応募しました。今は入店して8ヶ月ですけど、ミトさんのそばで踊れることがすごく幸せです。ミトさんは怒る時は怒ってくれるし、褒めてくれる時はすごく褒めてくれる……私のお母さんに似ているところがあるんです。

将来の夢は「お母さんのようなママになること」

――さっきからお母さんのお話が出ていますね。お母さんはどのような人なのでしょう?

おもち一言で言えば“ファンキーばばあ”です(笑)。50歳になってもすごく元気で、腰を痛めてもよさこいに出ちゃう人。女手ひとつで私を育ててくれて、やりたいことは全部やらせてくれました。「バーレスク東京で働きたい」と言った時も、反対せずに「中途半端はダメだからね」と背中を押してくれて。将来の夢も「お母さんみたいなママになること」なんです。

――おもちさんの趣味はなんでしょうか?

おもちディズニーが大好きです。はじめて見た映画もディズニーでしたし、シンデレラも好きで。それとユニコーンが大好き。「存在するか分からないもの」が好きで。ラピュタとかアトランティスとか……絶対あるって思ってますけど(笑)。お客さまからユニコーンのグッズをもらうこともあって、その子達はベッドの周りに置いているんです。

――お話を聞いていると、いま充実しているように感じます。

おもち露出が高いセクシーな衣装が多いので、最初は大丈夫かなぁ?と不安だったのですが、入ってみるとエンタメ性があって。女の子もみんな個性豊かだし魅力もそれぞれ違う。私、お店にいると、「楽しくないこと」がないんですよ。お客さんもみんな優しくて、色んな成長を褒めてくれます。バーレスクにいなかったらこれだけたくさんの人に愛されることもなかったかもしれない。だから今、すごく幸せです。

(取材・文/鈴木雅矩 写真/飯本貴子)

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