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【整形シンデレラ】「先生の足、なんで腐ってるの?」体操コーチの女性は、教え子の何気ない一言で美容整形を決意した

「21歳の頃でした。大きな交通事故に遭い、顔や手足に大きなケロイドが残ったんです」

そう当時を振り返るのは、長野県に住む山田麻莉亜さん。現在23歳で、1児の母親である彼女は、中学校から続けていた新体操で高校時代インターハイに出場し、現在も新体操のコーチとして働いているという。

交通事故で顔には裂傷、足首にも大きな変色が残る

 不運な交通事故に遭ったのは2年前だった。運良く命は助かったものの、顔には耳元からの裂傷の跡、足首にも大きな変色のある傷跡が残ってしまった。それでも、当時の彼氏、のちに夫となるが、山田さんを変わらない目で見てくれた。

「身体にも顔にも大きな傷が残って、一気に自分に自信が無くなりました。でも、旦那さんは、”傷跡があったって、変わらず愛してる”と言ってくれたんです。傷のある私を愛してくれる人なんて、他にいないのではないかと思ったのが結婚のきっかけでした」

 当初、彼女は体にできた傷跡を、必要以上に隠す手術はしてこなかった。だが、勤務していたインターナショナルスクールでの仕事中での出来事で、気持ちが変わった。

「体操の授業中は、肌が露出する運動着で行います。顔のケロイドはファンデーションでなんとか隠していましたが、足の傷は格好の都合上隠せなくて。そんな時に、クラスの子に言われたんです。『先生の足、なんで腐ってるの?』って。子どもならではの素直な感想でした。その頃ちょうど、私も妊娠していた時期でした。もしも子どもが幼稚園や学校に入ったとき、“足の腐った親の子ども”と、周りから言われたらどうしようと、とても不安になったんです。それが、美容整形に興味を持ったきっかけです」

母として、妻として、それ以上に「女」として生きたくなった

 そうして山田さんは傷消しの施術を相談しに行った湘南美容外科で、顔の整形も受けた。それまでは顔にコンプレックスを持ったこともなく、美容整形は一度も考えたことがなかった。もちろん、夫や両親からの反対もあった。

「顔の整形に興味がなかったのは、自分がすでに家庭に入っていたということもあります。しかし実際に整形した人たちの美意識の高さに触れて感化されました。私もまだ23歳だから、せっかくの機会にもっと自分のためにキレイになってみたい、そう思ったんです。今までは、結婚が女性としてのゴールだと思っていましが、整形後は妻として、母として、そして女性としても輝けている気がします」

 「事故がなければ結婚も整形もしていなかったと思う」と語る彼女。傷跡を抱えたからこそ、今の自分がいる。

「もし子どもがもし整形したい、と思うような時が来たら、一緒に真剣に考えたいです。整形後の辛さやリスクも知ったからこそ、安易にやって欲しくはないけれど、この子がやりたいと本気で思うのなら、応援してあげたい」

 平成最後の年に生まれた山田さんの子どもが大きくなる頃、「美容整形=気づかれたら恥ずかしいもの」という価値観はどう変化していっているのか、今回のケースを聞いてそんなことを考えられずにはいられない。

取材・文/ミクニシオリ 写真/草刈雅之
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