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【ミニ四駆“超改造”】“リアルアンパンマン号”登場、「露悪的な表現にならないように注意」

 1980年代〜90年代に2度のブームを巻き起こし、累計販売台数1億8000万台以上を誇る、株式会社タミヤから発売されている「ミニ四駆」。レース同様に、マシンの見た目を競う企画「コンクールデレガンス」(以下コンデレ)も大きな盛り上がりを見せている。今回は、ワイルドミニ四駆に“魔改造”が施されたHIROFUMIXさん『ワイルドアンパンマン号』を紹介。誰もが知るアンパンマン号がリアルな質感となって登場。制作時に気をつけた点やこだわりなどを本人に聞いた。

“マニアなこだわり”を封印できる牧歌的な題材を選びました

――「ミニ四駆」歴を教えてください。
HIROFUMIX2008年に復帰したので11年目です。小学生のときの2年間を合わせると13年です。コンデレは断続的にポロポロと、累計7年くらいかと思います。

――「ミニ四駆」を始めたきっかけを教えてください。
HIROFUMIX同級生も上級生もってくらいにブームの最中で、「とにかく自分も手に入れなければ!」とブームに呑まれる典型でした。

――『ワイルドアンパンマン号』を作ろうと思ったきっかけは何でしょうか?
HIROFUMIX精度や技術を極めよう的な工作に疲れていた時期で、今一度子供の頃のような工作の楽しみ方をしようと、そんな気分で“マニアなこだわり”を封印できる牧歌的な題材を選びました。幼稚園のときにアンパンマンのアニメが始まった世代でもあるんです。コンセプトは“夏休みの工作”です。

――『ワイルドアンパンマン号』の制作にかかった時間はどれくらいでしょうか?
HIROFUMIX期間だと3カ月ですが、振り返ると実働は2週間くらいです。仕事もありますし、気分が乗ら無い日もあるしといった感じで、のらりくらりと夏休みの工作のように制作しました。

――『ワイルドアンパンマン号』の元となったマシンは何ですか?
HIROFUMIXシャーシしか残ってないといわれても、買ったキットはワイルドザウルスなので、間違いなくワイルドザウルス改造なんです…、レーダーの部品とか使ってるし…、見えないけど…(笑)。

――『ワイルドアンパンマン号』を制作するうえで、こだわった改造箇所を教えてください。
HIROFUMIXライトの雨よけとして造形した眉毛です。愛嬌を持たせるのに必須な要素なんです。「気持ち悪くて面白いですね」みたいな評価にならないように結構考えました。露悪的な表現にならないようにという点にはこだわりました。

――『ワイルドアンパンマン号』制作で苦労した点を教えて下さい。
HIROFUMIXタッチを活かした表現にしようと筆塗りで仕上げたんですが、表面積が広くて塗っても塗っても終わらない…しかもほとんど分解できない作り方をしたので重くて手が疲れる…結局台の上に固定して塗りました。普段のミニ四駆の塗装では起こらない問題への対処は多かったです。

――『ワイルドアンパンマン号』がTwitterでバズったときの反響をお聞かせ下さい。
HIROFUMIXそれはもうたくさん褒めてもらえたんですが(笑)、それまでと全く違ったのは興奮気味に感想を伝えてもらえたことです。「感動しました!」をもらえたのはビリビリ来ました。

ミニ四駆コンデレの魅力は、「川柳みたいなところ。定型があるからとっかかりやすい」

――ミニ四駆以外にどういったものを制作されていますか?
HIROFUMIXアニメや漫画に登場するメカニックの模型が中心です。再現するというよりは、作る対象をどう表現したいかに重点を置いた作り方をすることが多いです。その結果最近はジオラマを作る機会が増えています。

――モデラーとしての受賞歴等を教えて下さい。
HIROFUMIX実はミニ四駆公式コンデレでは、去年の「ジャパンカップ東京1」のときに「黒鉄Jr.」でもらった“櫻井なる賞”が最初にして唯一の受賞です。あとは去年のミニ四駆デザインコンテストのときに「フリンジテイル」で頂いた、こしたてつひろ先生(『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』作者)からの特別賞です。模型全般に広げると最近では千葉しぼり展示会で企画された「全日本シネマ選手権」での優勝「さよならピー助」が目立った賞歴になります。

――様々な作品を制作されていると思いますが、ミニ四駆ならではの魅力を教えて下さい。
HIROFUMIX川柳みたいなところ? 定型があるからとっかかりやすく、定形を気にしてない訳じゃないが、守らなくても良い。何を作ってみても居場所があり、居場所を作っていける、そんなところじゃないかと。

――その中で一番の自信作、お気に入りは何でしょうか?
HIROFUMIX『ミニ四神社』です。流石にマシンと呼べないので出品を見合わせた作品なんですが、「ミニ四駆パーツ」とタミヤの「楽しい工作シリーズ」で構成されているので“タミヤ製”の神社といえるところがウリです(笑)。

――コンデレ制作者として、いちばん重要な技術は何だと思いますか?
HIROFUMIXモチベーションを保つこと。楽しむこと。辛くなったらやめること。

――自身のコンデレ作品で他の人には負けないという“強み”は何でしょうか。
HIROFUMIX制作を振り返ったとき、大変だったところはあるが辛い思い出がない。面白かったことの集合で出来ていることです。

――ご自身にとって「ミニ四駆」とは何ですか?
HIROFUMIX“実家”かな? 忙しいと顔を出せないんだけど、何か起これば必ず戻るし、辛くなったら元気をもらい行く。付かず離れずの距離感と、久々にレースに参加したときのバツの悪さと心地良さが同居する感じが“実家”に似ています。

◆HIROFUMIXさんTwitter @hirofumix_plus(外部サイト)

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