(更新:)
ORICON NEWS
究極のフェティシズム 写真家・ゆりあが“ふともも”を撮り続けるワケ
最初の“ふともも作品”は名刺に使うほどのお気に入り
【ゆりあ】仕事の資料を撮影するために一眼レフカメラを買ったのがきっかけで身の回りのものを撮影するようになりました。最初は風景や花などをよく撮っていました。人物を撮り始めたのははじめて4年くらい経ってからです。
――人物を撮っていくなかで、被写体を“ふともも”に移行した理由は。
【ゆりあ】知人の女性から撮影を頼まれ、色々なパーツを撮っている中でたまたま良いふとももの写真が撮れたことがきっかけです。元々ふとももというパーツが好きだったこともあり、それから徐々に撮影をするようになりました。
――“ふともも作品”第1号はどのようなものでしたか。
【ゆりあ】最初の1枚はシンメトリーな構図でシンプルかつ印象的なものだったので、今でも名刺に使用しています。
最大の魅力は「柔らかさと内側にある筋肉の力強さが同居」
【ゆりあ】何を目的とするかで常に1番は変わってくるので、「ここ1年で撮った中で一番バランスがよいと思う作品」を挙げるとすると、この写真が構図や光もよく、透明感もあって良いかなと思います。
――ふとももを撮影する上でこだわっている部分、絶対に守っていることはありますか。
【ゆりあ】衣装がスカートの際には中が写らないようにしていますが、言葉にできる決め事はそれくらいで、あとは普通に気になる所を普通に気にして撮っています。
――好きな角度はありますか。
【ゆりあ】角度によってそれぞれ違った良さがありますが、個人的には膝の裏までの流れが見える後ろからの角度が好きです。
――ズバリ、ゆりあさんが考える「ふともも」の最大の魅力は。
【ゆりあ】柔らかさと内側にある筋肉の力強さが同居していて、ポーズや角度によってさまざまな表情が見られる点かなと思います。
運気が上昇するように “ふともも×パワースポット”で最強のご利益感
【ゆりあ】パワースポットでのロケ撮影を行った新作の展示がみどころです。今回に限りませんが、大判で印刷されたふともも写真に囲まれる非日常の体験も展示会場ならではのものです。
――今回の出展の中で、ゆりあさんの一番のお気に入り作品は。
【ゆりあ】難しいですが、強いてあげれば展示のキービジュアルに使用している写真のバランスや構図は気に入っています。キービジュアル用としては横画像を縦にトリミングして使用していますが、展示ではオリジナルの写真が見られます。
――企画展として、毎回多くの来場者が詰めかけ話題を集めています。回を重ねて感じることはありますか。
【ゆりあ】初期はネットでの活動の延長線だった関係もあり、そちらからの導線できてくださる方が多かったですが、回を重ねるごとに様々な年齢の方が様々な所で情報を得て来てくださるようになりました。自分としては好きに撮ったものを出すので好きに見てください、というスタンスは昔から変わらずです。
【ゆりあ】個展を続けている(いられる)のは能動的な理由よりも望まれているからという受動的な理由の方が大きいです。モチーフが変わらないのはそれ以外でとりわけ撮りたいというものがないからです。
――今後、撮ってみたいシチュエーションや風景、“ふともも”で取りくんでみたい構想があれば教えていただけますか。
【ゆりあ】47都道府県でのロケは以前からやってみたいテーマのひとつです。ふともも以外のパーツだったらこれ、というものはないのですが、ふとももとの組み合わせで色々なパーツも撮っていければと思っています。
『ふともも写真の世界展 開運編』は2月3日までTODAYS GALLERY STUDIO NAGOYAにて開催。最終日は、ゆりあ氏によるギャラリートークも実施される。