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まるでトリック写真?精巧すぎるミニチュアコンビニが話題 制作者が明かした“パッケージ愛”

 ドールハウスをはじめ、大人のコレクターズアイテムとしても人気のミニチュア。近年では、各地で教室も開かれ、コレクターだけでなく作り手も広がりをみせている。そこで今回、SNS上でコンビニ店員が「うちの店の商品よりも美味しそう」とコメントするなど反響を呼んでいる“ミニチュアコンビニ”の制作者、小さいもの倶楽部さんにインタビューを実施。極小コンビニ商品を手掛けるワケ、制作の極意を聞いた。

「コンビニなどのパッケージされた商品やプラスチック容器が好き」

――ミニチュア作家の中でもコンビニをテーマにされている方はとても珍しいと思います。着想のきっかけは何ですか?

【小さいもの倶楽部】 もともとコンビニなどのパッケージされた商品やプラスチック容器が好きでよく買っていたのですが、それをミニチュアで作れたら面白いな!と思って作り始めました。試作を始めた時期ははっきりと覚えていないのですが…2014年の8月頃だったと思います。

――パッケージ商品がお好きというのもユニークですね。

【小さいもの倶楽部】 袋や容器に入った食べ物っていうのが私の中のツボポイントなんです(笑)。特に、お皿がなくてもその場で食べられるように工夫されていたり、商品が美味しそうに見えるように考えられたパッケージ印刷だとテンションあがります。私にとってミニチュア作りの魅力は、大好きなパッケージ商品を小さいサイズで再現できることなんです。あとミニチュアは指のりの写真が撮れるところも楽しいですね。

ニュースサイトでも話題に!フォロワーが一気に増えた“ホットスナック”

――ミニチュアコンビニの制作で難しいのはどんな点でしょうか?

【小さいもの倶楽部】 コンビニの商品ってみんながよく知っているものなので、作品をみて「本物のコンビニ商品だと思った」と言ってもらえるようなリアルな色や質感を作り出すのが難しいところですね。そこが面白いところでもあるんですけども。

――小さいもの倶楽部さんのミニチュアコンビニは、商品単体だけでなく商品を陳列する什器ごと制作されている点が特徴的ですが、これまで最も反響があったのはどんな作品ですか?

【小さいもの倶楽部】 ホットスナックが入った什器だと思います。ホットスナックは茶色い商品が多いので、並べた時にそれぞれのリアルな質感が出せるように色合いや使う粘土を変えて作ったんです。その写真をSNSにアップしたら、ニュースサイトのダイジェストに取り上げられ、フォロワーさんが一気に増えて。たくさんのコメントを頂き、テレビ取材の申し込みもありました。

粘土で作るミニチュア作品は今でも1回目は失敗する

――2012年に1冊の本を購入し、その後、独学でミニチュア作りをされているとのことですが、制作時に欠かせないアイテムは何でしょうか?

【小さいもの倶楽部】 欠かせないのは粘土と絵具、参考資料の写真ですね。リアルな作品を作るためにコンビニ商品を買った時はパッケージの方法や商品の写真を撮って保存しています。

――“悲報”と題した昨年のツイートでは、ミニチュア弁当に添える極小かつ極細に仕上げた箸が折れて、“私の心も折れた”とありました。キャリア7年になる今でも制作時に失敗することが…?

【小さいもの倶楽部】 もちろんです。試作品をきっちり最後まで作らずにパーツを大量に作ってしまい、後で気づいて大量に没になることを毎回繰り返してしまったり…。あと、粘土は乾くとサイズが縮み、色合いも濃くなるのですが予想と違ってだいたい1回目は失敗します(笑)。

――現在は、イベント出展やネット販売、企業依頼の作品などを手掛けていらっしゃいますが、今後の目標をお聞かせください。

【小さいもの倶楽部】 コンビニのお店の中を什器を含めてすべて作りたいです。あとミニチュアコンビニといえば小さいもの倶楽部だと認識してもらえるといいですね。今後もイベント出展とネット販売を中心にミニチュアのお仕事もお声をかけてもらえるように頑張りたいです。
INFORMATION
◆Twitter @moe_0802
◆Instagram @tiisaimonoclub
◆HP https://www.tiisaimonoclub.com/

PROFILE
小さいもの倶楽部 ミニチュア歴7年。2014年頃より粘土でミニチュアコンビニ商品を制作開始。イベントでの展示やネット販売を中心に活動。「デックス東京ビーチ」にあるテーマゾーン“台場一丁目商店街”にミニチュア作品『昭和の給食』を展示中。
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