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「またかわいくなった?」多部未華子、 作品出演のたびに巻き起こる“かわいい論争”の行方
芸能と学業を両立し、努力で着実に積み上げた女優としての地位
2009年、『つばさ』(NHK総合)で朝ドラのヒロインを演じると、民放のドラマにも次々と主演で登場する。『デカワンコ』、『ドS刑事』(ともに日本テレビ系)、映画『あやしい彼女』ではコメディエンヌとしての才能も開花させるなど、まさに女優として順風満帆、同時に大学を6年かけて卒業したというエピソードもあり、公私ともに“努力の人”であることがうかがわれるのだ。
UQモバイルCMで魅せる、他の女優に引けを取らない存在感
たとえば、UQモバイルのCMでは、お色気たっぷりの深田恭子、若手で伸び盛りの永野芽郁といった女優たちと、アニメ『キャッツ・アイ』の来生三姉妹のような“お色気シーン”も堂々とこなして見せたり、ドラマ『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)では結婚に煮え切らない彼(櫻井翔)にやきもきする適齢期の女性という、抑えた演技も披露する。アラサーになるにつれ、かつての素朴で健康的な少女のイメージから、「どんどん垢抜けてきた」、「またかわいくなった」など、同性の女性たちから称賛の声が聞かれるようになり、多部が意外に注視されていたことがわかったのである。
歳を重ねて発揮される多部の魅力は、王道路線を歩む女優では醸し出せなない“味”とも言えるのかもしれない。あるときは不思議系の少女、またあるときは快活な少女を演じたかと思えば、世のお父さんに(こういう娘がいたらいいなぁ…)と思わせるような普通に“いい娘”を演じたりもする。いわばどんな役にも染まれるし、溶け込めるからこそ女優としての“需要”も増すのだろう。さまざまな役を演じることから、そのギャップ自体がそれぞれの“かわいさ”をも際立たせることになるのかもしれない。
20%から150%まで? 振り幅で魅せる“移ろいゆくかわいさ”
そんな“移ろいゆくかわいさ”を存分に発揮しているのが、現在上演中のミュージカル『TOP HAT』だ。SNSでも「かわいすぎる」、「初日に比べてどんどん歌がのびやかになっていくのがわかる」、「多部ちゃんがすごい頑張っていた」と好意的な声が多数上がる中、今までの多部には珍しく「曲線美がすばらしい」なんて声まであるあたりは、女性としての成長も感じられる。
新しい作品に出演するたびに、かわいさを“更新”し続ける多部未華子。今後は女優としての活躍もさることながら、「あれ…多部ちゃんまたかわいくなった?」、さらに(あれ、多部ちゃんこんなにキレイだった?)との論争が起こることを期待したい。