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【コスプレビフォーアフター】人気Vチューバ―に扮した元チアリーダー「オタクは肩身が狭かった」
小さい頃から“妄想少女”「私は生まれつきのオタクでした」
神代りおな今は学生をやっています。もともと根暗な性格ってこともあって、前に出るよりも、裏方の仕事に興味があって。それで、今は舞台メイクや特殊造形の勉強をしています。
神代りおなそうですね、今後も関わっていけたらと思っています。ただ、学費がめちゃ高くて大変です(笑)。だから、猫カフェでバイトしています。
――猫カフェ歴はどれくらい?
神代りおなもう1年半くらい。めちゃくちゃ猫が大好きで。どうしても猫カフェで働きたかったんです。家から遠いんですけど、働かせてもらえる秋葉原に通うことにしました。
――自分でも猫を飼っているんですか?
神代りおな捨て猫をもらって飼っています。白い猫でめちゃくちゃ可愛いんですよ。
――猫好きが仕事に繋がっているんですね。他に趣味などあれば教えてください。
神代りおな私って、多分生まれつきオタクだと思うんです。
――生まれつきって、よほどですね(笑)。
神代りおな小さい頃からずっとサブカル好きで。非現実的なことに興味が沸く子で、妄想ばかりして遊んでました。
――その影響で今も美術系に興味が向いているのかな。
神代りおなそうだと思います。当時から絵を描くのが好きだったし、アニメを見ていても、美術とかアニメーターさんのお仕事に興味が向いていました。そんな感じで“根暗”なオタクを今までずっと続けてます(笑)。
――学校ではアニメ好きの一面は見せていたの?
神代りおな学校ではそうした面は見せず、部活とかもバリバリやっていました。高校時代はチアリーディング部で、仲間を空中に放り投げていました(笑)。
――自分の中の“根っこの部分”はオタクだけど、学校では活発な生活を送ってたんだ。
神代りおなですね、ダンスも12年くらい続けていて、スポーツ系は嫌いではなかったです。
小中学生の頃は隠していた“根暗”な自分「今は素を解放している」
神代りおな私が小学生の頃って、まだオタク文化が批判されていて、肩身が狭い思いしていたんです。
――一番つらかった時期はいつかな。
神代りおな小6から中学にかけての思春期の頃って、みんなちょっと背伸びをし出す時期で、それまで楽しんでいたアニメやゲームから距離をとろうとしたり、バカにしたりする風潮もあって。だから、みんなに上手に溶け込むためには、オタクだってことは隠すしかなかったんです。
――アニメやゲームが好きで、家にいるのが一番好きだったけど、学校では“スポーツ少女”を演じていたんですね。では、自分のサブカル好きとか、アニメ好きな性格を大っぴらにできたのはいつから?
神代りおなコスプレは小さい頃からちょいちょいやっていて、でもTwitterのアカウントとか作ってちゃんとやるようになったのはこの1年位ですね。初めて本格的にやったのが『Re:ゼロから始める異世界生活』でした。
――では最近になって、ようやく自分の趣味を世の中に発信できるようになったんですね。
神代りおなそれまでは、周りの人に合わせて“普通”を演じることが多かったけど、こうやってコスプレをするようになって、“根暗”な自分を解放できて楽しいです。