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『サッカー日本代表“伝説の名シーン”』ランキング
Jリーグブームの中でレジェンド級メンバーが集結! あと一歩で涙をのんだ「ドーハの悲劇」
“キングカズ”こと三浦知良のヘディングで先制。後半追いつかれるも中山雅史がシュートを決め2−1で日本の勝利が確定的な中、ロスタイムで相手選手がゴール。その結果、日本は得失点差で予選敗退が決まった。この模様を生中継したテレビ東京での視聴率は同局史上最高の48.1%(関東地区/ビデオリサーチ調べ/以下同)を記録している。
Jリーグ発足翌年、日本で一大サッカーブームが巻き起こり、その勢いの中で“宿願”をあと一歩で奪われ日本代表が涙をのんだ姿は、国民の記憶に焼き付いて離れない。「あの時のゴン中山の身も世もない落胆悲嘆が忘れられない。これからどんなに日本代表チームが快勝躍進しても多分一生忘れない光景だと思う」(静岡県/50代/女性)、「自分もまだ当時 若くショックを受けた。個性のあるラモス(瑠偉)、柱谷(哲二)、北澤(豪)、カズ(三浦知良)、武田(修宏)、井原(正巳)がいて注目度も高かっただけに」(福岡県/40代/男性)など“レジェンド”級選手たちの落胆する姿が大きなインパクトを残した。
震災後の日本を勇気づけた「なでしこジャパン」、『ナウシカ』との“偶然の一致”でアニメファンからも注目
「それまで殆ど聞いたことも見たこともなかった女子サッカー。ガンガン攻める様子がとても好感を持てたし、震災後の勇気にもなった。サッカーが『男子を見る』スポーツから『女子もやる』スポーツになった」(東京都/20代/女性)と女子サッカーの見方が変わった画期的な優勝だったと若い世代が支持している。
また、東日本大震災の4ヵ月後に行われたということで「東日本大震災で日本が沈んでいる中でのなでしこJAPANの優勝はとても印象に残っています。トロフィーを頭上にかざしてそこに紙吹雪が舞った『画』が今でも思い浮かびます」(東京都/50代/女性)との声も。金の紙吹雪にブルーのユニフォームを着たなでしこジャパンが包まれた様子は、アニメファンからは『風の谷のナウシカ』の「その者、青き衣を纏いて金色の野に降りたつべし」と語られるラストシーンとの“偶然の一致”を思い出す名場面としても知られている。
「ドーハの悲劇」を乗り越え、野人・岡野のガッツと中田の笑顔が印象的な「ジョホールバルの歓喜」
「ドーハの時は悔しくて眠れなかった。ジョホールバルの時は興奮しすぎてこれまたなかなか眠れなかった!」(福岡県/50代/男性)など、ドーハの悲劇で涙をのんだからこその喜びに打ち震えたファンが多数。「ドーハの悲劇と同じくらいの衝撃だったがやはりうれしい方を挙げたい。何度もチャンスがあって外して外しまくって最後に岡野がゴールしたシーンはすごくうれしかった。その時の中田英寿のホッとした笑みが忘れられない」(東京都/40代/女性)など、野人・岡野のガッツとクールな中田の“キラースマイル”がさらに印象を色濃くした。
「ハリル、突然の解任」「カズW杯落選」“ピッチ外のドラマ”も多数ランクイン
さらに5位には【カズ&北澤 W杯メンバー落選】がランクイン。「ジョホールバルの歓喜」を経て、1998年6月2日、W杯開幕が目前の中で当時の岡田武史監督が「外れるのはカズ、三浦カズ」と独特な言い回しで三浦知良の代表落ちを発表。さらに北澤豪も外れ、長年に渡り日本サッカー界をけん引してきた両者の落選に衝撃が走った。「歴史の転換点であったと思う」(埼玉県/50代/男性)などの声も。
また、7位の【中田ヒデ、29歳で現役引退 サッカー人生ではじめて人前で涙】、8位の【マイアミの奇跡】などがランクイン。そのいずれも陰日向で仲間たちを支え、貢献してきた立役者が前園真聖だ。若い視聴者には『ワイドナショー』(フジテレビ系)の印象から「サッカー好きのオモシロおじさん」という認識になっている様子。だが、日本が1996年アトランタ五輪予選突破の最大の功労者であり、本大会でブラジルに1-0で勝利した「マイアミの奇跡」のU-23サッカー日本代表ではキャプテンを務めた。そんな今昔物語も話題になるほど、この20数年でサッカー界は劇的に変化してきたのだ。
NHK総合で放送された日本VSコロンビア戦の平均視聴率(後半 9:53〜)は48.7%を記録。今後の試合展開にどれだけの人が歓喜し、新たな伝説の1ページが書き加えられるのか? 日本代表が挑む“絶対に負けられない戦い”の行方に引き続き注目したい。
【調査概要】
調査時期:2018年6月4日(月)〜6月10日(日)
調査対象:計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ
調査時期:2018年6月4日(月)〜6月10日(日)
調査対象:計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ
『サッカー日本代表“伝説の名シーン”』ランキング 総合TOP10
なでしこジャパン アジア勢の代表チームで初のW杯優勝
- 女子サッカーを引き上げた澤穂希はすごい。(東京/40代/女性)
- ここから女子のサッカーが広まった。(東京/20代/女性)
- この年の優勝は特に意味がある。(東京/40代/男性)
2
ハリルホジッチ監督、突然の解任
- W杯直前に解任されたので衝撃だった(京都/30代/女性)
- サッカーのアホらしさを改めて認識(茨城/30代/男性)
4
日韓W杯 初の勝ち点獲得 伝説のゴールを挙げた鈴木隆行
- あのスライディングゴールは忘れられない。(大阪/30代/男性)
- 仕事中なのに日本中が夢中になっていた。(千葉/40代/女性)
6
サッカー日本代表”伝説の名シーン”ランキング 世代別 TOP5
1. なでしこジャパン アジア勢の代表チームで初のW杯優勝
2. ハリルホジッチ監督、突然の解任
3. ドーハの悲劇
4. ジョホールバルの歓喜
5. カズ&北澤 W杯メンバー落選
【20代】
1. なでしこジャパンアジア勢の代表チームで初のW杯優勝
2. ハリルホジッチ監督、突然の解任
3. ドーハの悲劇
4. 中田ヒデ、29歳で現役引退 「はじめて人前で泣いた」
5. 日韓W杯で初の勝ち点獲得 伝説のゴールを挙げた鈴木隆行
【30代】
1. ドーハの悲劇
2. なでしこジャパン アジア勢の代表チームで初のW杯優勝
3. ジョホールバルの歓喜
4. ハリルホジッチ監督、突然の解任
5. 日韓W杯で初の勝ち点獲得 伝説のゴールを挙げた鈴木隆行
【40代】
1. ドーハの悲劇
2. なでしこジャパン アジア勢の代表チームで初のW杯優勝
3. カズ&北澤 W杯メンバー落選
4. ジョホールバルの歓喜
5. ハリルホジッチ監督、突然の解任
【50代】
1. ドーハの悲劇
2. なでしこジャパン アジア勢の代表チームで初のW杯優勝
3. カズ&北澤 W杯メンバー落選
4. ジョホールバルの歓喜
5. ハリルホジッチ監督、突然の解任
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