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(更新: ORICON NEWS

「少し汚いくらいが…」SNS人気グルメアカウントに聞く、バズるグルメの法則とは?

 TwitterやInstagramには「グルメアカウント」と呼ばれる、食べ物に特化した画像や動画をアップするグルメマニアたちのアカウントがあるのをご存じだろうか? 彼らは「こんな食べ物があるの?」と思わず驚いてしまうようなシズル感のあるグルメや、SNS映えするグルメをアップし、多くのフォロワーを獲得している。一般人にも関わらず、アップされるや否や次々と拡散され、いまや芸能人並の人気を持つ彼ら。そんな魅力的な投稿を続けるコツやこだわりを聞いてみた。

一般人のアカウントだけどその人気ぶりがすごすぎる!

 「おいしい」という感動を伝えるためTwitterやInstagramに食事の写真をアップした経験がある人も少なくないはず。そんな食べ物に関する投稿を継続的に行い、人気を集めるグルメアカウント。Instagramでのパンケーキの投稿が人気を集め、パンケーキに関する著書も執筆する「はなとも」さん(Instagram:hanatomo84(外部サイト))、動画でのグルメツイートに特化し1投稿で300万回以上の再生数をもつ「りょうくんグルメ」さん(Twitter:@uryo1112(外部サイト))ら多数のグルメアカウントが、それぞれの強みを生かし「バズ」る投稿を生み出している。

 刻々と流れていくタイムラインの中で、思わず目を止めてしまったり、拡散したくなったりする投稿はどのようにして作られているのか? はなともさんと、りょうくんグルメさんのおふたりに、投稿する際に大切にしていることを教えてもらった。
はなともさん投稿するネタの基準は、僕が“おいしい!”と思ったものになります。紹介したものはもちろん全て実際に食べています。“きれいな写真と”“おいしそう”な写真”は全く違うので、僕は“おいしそうな写真”のみを投稿するようにしています。写真はきれいすぎると“食べたい感”が薄れるので、少し汚れているぐらいのほうが良いと思います。そこは、こだわっているところですね。

りょうくんグルメさん動画での投稿にこだわっていますが、実は最初グルメの投稿を始めた時は動画ではなく写真でした。しかし、Instagramを研究している時、インスタグラマーさんたちの写真の加工が度を越えてきたことに気がついたんです。がっつり色の加工をするので、もはや原型が分からない。その瞬間、加工のされていない”リアルな動画が見たい”という逆方向に人々の考えが振れるのではないかという仮説を立てたのがきっかけです。もう一つは、当時グルメ動画で有名な人がいなかったので、ここなら一番になれるなと思ったからですね。

★「全ての人間を虜にする禁断のピザ」と紹介、Twitterで約37,000リツイートされた動画はこちら(外部サイト)

共通しているのは写真や動画にあえて手を加えないということ。食べ物そのものが持つリアルな魅力をしっかり伝えることで、多くのユーザーたちの心を掴んでいる。

ユーザーからの反響が投稿の後押しに

 投稿後、リアルタイムで直に反響が伝わってくるSNS。より多くの目に触れる機会のある人気グルメアカウントの2人は、ユーザーたちの反応を好意的に捉えている。

はなともさん反響があるということは、“おいしそう!”とか、“このお店に行きたい!”と思ってくれている証拠なので、その部分は心からうれしく思っています。とにかくお店の良さを知っていただいて、実際に食べに行ってほしいですね

りょうくんグルメさんやっぱりうれしいですね。みんなから“食べたい”ってコメントが来ると幸せな気持ちになります。話題となったピザやブリュレに関しては投稿した瞬間にこれはバズるなって思いましたね。僕自体がその食べ物を見つけたとき“なんじゃこりゃあ!”って死ぬ程驚いたので(笑)。この驚きはたくさんの人と共有できるなって思ったんです。バズらせる要素として、やはり“驚き”が大事。“そんなにパンケーキふわふわなの!? ”って先が読めない動画を心掛けています。動画を観て“今度の休みはこれを食べに行こう!”って思ってくれたなら本当にうれしいです!

オンリーワンの投稿から美味しい店を見つけよう!

 仲間同士で気軽に情報を共有できるSNSは、コミュニケーションをとりながら行きたい店を決められる絶好のツールとなっている。自身の好みに合ったアカウントをフォローすることで、より満足のできる情報を得ることができるのもSNSの強みだ。テレビや雑誌から情報を与えられる時代から、実際に行きたい店はSNSで見つける時代になっているのかもしれない。

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