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映画『リメンバー・ミー』 ぺこ&りゅうちぇるSP対談「最後の20分くらいがヤバかった」2人が涙した“家族の絆”とは?

生きているときよりもかわいい? カラフルな“死者の国”の魅力に大興奮!

――カラフルなファッションなどが好きなイメージがあるおふたりからみてカラフルな“死者の国”の世界観はいかかでしたか?
ぺこ 本当にきれいなので、あの死者の国を映画館の大スクリーンで観ないともったいないです! メイクとかもかわいくて、メキシカンのスカルってハロウィンでやる人もけっこういて。ガイコツでも似たようなメイクをするんだって、めっちゃかわいいと思って。毎日、目の上とか描いているのかな? ファッションもかわいい。イメルダも髪に紫入っていて、めっちゃかわいかったですね。わたしも死んでもこうしたいなと(笑)。
りゅうちぇる 僕たちのカラフルとはまた違ったカラフルで、そこをすごく楽しめたのと、メイクとかは気になりましたね。すっごく言葉悪いけれど、生きているときよりかわいくなっている気がして(笑)。
ぺこ でもそれってすごい素敵なこと!
りゅうちぇる マイナスな感じに持っていってない感じがいいですよね。ギターも全部かわいかったです。ミゲルの部屋もかわいかったです。あと、死者の国って、トイレないんだ!って思いました。お酒飲んでいる人もいたはずなのに(笑)。あと、歌が全部よかった!
――『リメンバー・ミー』は、『アナと雪の女王」の「レット・イット・ゴー」の人が作曲したんです。おふたりがフロリダで観たニモのミュージカルも同じ作曲者です。
ぺこ あー! あの曲! 音源をめっちゃ探しました。すごーい。ピクサーすごい!

ぺこ「誰もが経験したことがある感覚が絶対ひとつは入っている映画」

――ミゲルのように“死者の国”に行ってご祖先様に会えるとしたら、会いたい人はいますか? 聞いてみたいことなどもありますか?
ぺこ それこそミゲルと同じ家族構成だったんですよ。すごく懐かしい感じで、しかもひいおばあちゃんがちょっと似てる(笑)。だからいろいろ思い出して、そういう意味でも泣けました。
りゅうちぇる 地元にはお祈りをする文化があって、写真も全部残っているんです。僕、クォーターだから、会っても英語だから話せるのかが心配。国で分かれていそうなので、また入国審査とか考えちゃいました(笑)。でも、もしも音楽を目指していたご先祖様がいたら隔世遺伝で、ということも起こり得ると思ったので、興味がわきましたね。
――ディズニー/ピクサー好きとして知られているおふたりですが、ディズニー/ピクサー映画の魅力をお聞かせください。
ぺこ 見た目的には本当にリアルできれいだし、表情もリアルなので、だからこちらまでつられて泣いてしまう。内容は、とにかく全部に愛がある。ありきたりですが、きずなもあって。かわいらしいけれど、深いレベルで伝わってくるところが好きです。
りゅうちぇる 今回は家族がテーマでしたが、夢やお友だち、大好きな人、自分がいるべき場所を見つけて行きますよね。それはただ過酷な道のりだけじゃなく、すごく面白かったり、歌が素敵だったり、そういう世界観があるので、自分がこれから生きて行く道を見つけられるような気がします。すごくキラキラしていて、すごくハッピーに応援できる、そこがいいですね。キラキラ感を常に忘れない、常に夢があるところも好きですね。
ぺこ ことあるごとに思い出すのがピクサー映画で、わたしの家にもおもちゃがたくさんあるんですけど、『トイ・ストーリー』みたいに動くのかな? とか。水族館に行ったらニモやドリーたちを本当に思い出します。ディズニーは全部大好きだけれど、ピクサーは日常生活に勝手に入ってきてくれている。だから、これからも『リメンバー・ミー』は、日常の中で思い出す映画になるんだと思います。今日寝る前とか、ひいおばあちゃんと会いたいと思ったりすると思います!
――この映画、観た後に人に語りたくなるとおっしゃっていましたが、どんな風におススメしたいですか?
りゅうちぇる 本当、素直に言ったら最初ナメてたけれど、マジやばかったですよね。本当にそういう感じなので、正直、ガイコツに感動することはないと思っていたし、この二時間弱で思っている以上のことを教えてくれて。しかも、ただ感動しただけじゃなくて、映画を観るだけで成長できた感覚というか、これは同世代の方にも響く映画だと思います。
ぺこ 本当にもう嫌だ(笑)。思い出し泣きしちゃう……。歌も聞きたくなる。絵がきれいだから、絵画を観る気分で観て、その後でビックリすると思います。夢や家族、会いたいけれど会いたくなるそういう寂しさ、きっと誰もが経験したことがある感覚が絶対ひとつは入っている映画なので、共感できない部分はないと思う。
りゅうちぇる 本当に涙が止まらなくて、正直、泣くわけがないと思っていたの(笑)。言いすぎなんですけど、本当に思っていて。それこそグッズをフロリダで見かけた時に、なんで次の映画ガイコツ? って。とうとうガイコツ? って。
ぺこ 今だったらグッズ、買い漁ります(笑)。今まではあたしの中のガイコツはジャック様(映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』主人公)だったんですよ。超カッコよくて、あれを超えるガイコツは出てくるわけがないと思っていましたけど、『リメンバー・ミー』もやばい! また温かみのあるガイコツが出てきて、好きになりました!

(文:鴇田崇/写真:草刈雅之)

『リメンバー・ミー』

 主人公はミュージシャンを夢見る少年・ミゲル。しかし、ミゲルの家族は、代々音楽を奏でるどころか聴くことすらも禁じられていた……。ある日、古い家族写真をきっかけに伝説のミュージシャン、エルネスト・デラクルスが自分の先祖ではないか?と思い込んだミゲル。先祖の魂を迎えるお祭り“死者の日”にデラクルスの霊廟に忍び込み、ギターを奏でた瞬間、先祖たちが暮らす〈死者の国〉へ迷い込んでしまった!陽気だけど家族に会いたいと願うガイコツのヘクターと出会ったミゲルは、カラフルな〈死者の国〉での冒険を始める。そしてその冒険は新たな家族の絆を紡ぎだす――。
『リメンバー・ミー』
同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』
監督:リー・アンクリッチ
日本版声優:石橋陽彩・藤木直人・松雪泰子・横山だいすけ・渡辺直美
原題:Coco
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
3月16日(金)全国公開

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Sponsored by The Walt Disney Company(Japan)

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