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大原櫻子が秦基博と念願のコラボ!「ずっとファンであることが告げられず…」!?

 2013年、映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』でヒロインに抜擢され、同時にCDデビューも飾った大原櫻子。鮮烈なデビュー以降、女優・歌手として同世代から多くの支持を得てきた。そんな彼女の新作「マイ フェイバリット ジュエル」(8月9日発売)は、作詞・作曲・プロデュースを秦基博が担当! 秦と二人三脚で制作した楽曲の誕生秘話、そして、仲良しの家入レオや藤原さくらとの友情についても語った。

「ひまわりの約束」を聴いてファンに! 秦基博コラボが実現!!

――新作「マイ フェイバリット ジュエル」は、秦基博さんが作詞・作曲・プロデュースを手掛けられていますが、コラボレーションのきっかけは?
大原櫻子 「ひまわりの約束」を聴いてから、秦さんの楽曲が大好きになって。『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)などでご一緒させていただく機会があったのですが、秦さんにはずっとファンであることを告げられないままだったんです。その後、1年前ぐらいかな? 秦さんに楽曲提供のお願いをしたら、快く引き受けてくださって。最初は曲だけの予定だったのですが、歌詞もお願いしたいという私のわがままも叶えていただき、すべてを秦さんに委ねることになったんです。

――憧れの秦さんが作ってくれた曲を聴いたときの感想は?
大原櫻子 秦さんの匂いプンプンだなと思いました(笑)。最初は秦さん自身が歌った仮歌で、「これを私が歌ったらどうなるんだろう?」と、まったく想像がつかなかったんです。でも歌詞が上がってきたとき、秦さんは今までの私の楽曲を聴いてくださって、私の色を感じて作ってくれたのかなと思うぐらい、秦さんの曲とはまた違った女性の世界観になっていて驚きました。この曲では、小さい幸せが描かれているんですけど、とくに最後の“よろこびの中に 悲しみの先に わたしだけの幸せがあるから”という部分は共感できましたね。あと、“散歩している犬”という歌詞。私自身もワンちゃんが大好きなんですけど、この歌詞はぱっと思い浮かぶものじゃないなと思って。どこか秦さんっぽいんだけど、可愛いし、キュンとしました。

――そこに大原さんの透明感あふれる歌声が合わさったことで、秦さんが描いたメロディと言葉をさらに際立たせていますよね。秦さんも「大胆さ、繊細さをない交ぜにしながら、日常に息づく大原さんの歌を楽しんでいただければ」とコメントを寄せられています。
大原櫻子 秦さんのライブに行かせていただいたとき、まさに日常感というか、親しみやすさみたいなものを感じました。私も、自分の歌が多くの人たちの身近な存在であったらいいなと思っていたので、そのように秦さんに言っていただけてすごく嬉しかったですね。

――人のぬくもりや温度感が、秦さんと大原さんの歌には共通しているように思います。
大原櫻子 そこは大切にしたい部分ですね。レコーディングの最終日に秦さんが来てくださって、「1つ1つ違う情景を思い浮かべられるように歌ってほしい」と、絶妙なニュアンスの違いを指摘してくださったんです。最初は違いがよくわからなかったんですけど、お芝居に似ているような気もしてきて、1フレーズごとに気持ちを入れ替えて、視点も変えながら歌いました。そのぶん、(気持ちの変化が大きくて)忙しくて大変でしたけど、秦さんのエッセンスをいただけたことで、歌の在り方や歌に対する新たな価値観とか、一気に引き出しが増えた気がします。すべてにおいて新たな挑戦になりましたね。

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