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ディーン・フジオカ、「けっこう無理してる」!? 俳優と音楽の両立を語る

『ユーリ!!! on ICE』主題歌は、全然違う方向性の曲だった

――まさに、映画『結婚』(公開中)主題歌の「Permanent Vacation」のことですね(笑)。1st EPに収録されるこの曲は、どんなことをイメージして作ったんでしょう?
ディーン・フジオカ この曲で映画のラストを締めてほしいという要望があったので、“物語の流れを受けて曲が流れる=バトンをもらう”イメージ。リレーしていくような形で、楽曲が終わった瞬間にこの映画も美しく終わったらいいなという思いで作りました。

――そして「Unchained Melody」は、報道番組『サタデーステーション』『サンデーステーション』(ともにテレビ朝日系)のエンディングテーマです。すごく優しい声で歌ってらっしゃるのが印象的でした。
ディーン・フジオカ この曲は番組の報道チームへのアンサーソングとして作りました。歌詞に関しては伝えたい思いがありすぎてまとまらなかったので、人間たちの性のようなものを客観的に観察して、ラップにして詰め込んでみました(笑)。報道番組では、正しいとはなかなか言い切れないこともたくさん流れますよね。だから、番組の最後に何か光を感じていただけるような曲になればという思いを込めています。

――そして「History Maker」は昨年放送されたテレビアニメ『ユーリ!!! on ICE』(テレビ朝日系)の主題歌で、大きな話題を集めました。改めてこの曲を振り返ってみていかがですか?
ディーン・フジオカ 実は、最初のアレンジでは今と全然違う方向性の曲だったんですよ。でも、そのままではオンリーワンにはなれないなと思ったんです。曲のコンセプトを具体化することで、この曲の可能性を最大限に引き出せるように、日本チームとインドネシアチームで協力して完成させました。

――そのこだわりこそが、ディーンさんなんですね。
ディーン・フジオカ 僕がレペゼンするからには、責任をとらないといけないですから。自分で作って発信して、責任を持って発言するということは、曲そのものの説得力にも繋がると思います。

どっちも両立させるのは結構ハードなんですよね

――俳優業とアーティスト業を両立するにあたって、ディーンさんの中ではどんな違いがあるのでしょうか?
ディーン・フジオカ 先ほども言ったように音楽を作るのは自主的な作業ですが、役者の仕事は受け身なところからスタートする比率が高い。そういう意味では、一番自分らしくやれることが音楽なのかな。もちろん、役者の仕事から得たインスピレーションを音楽に生かしたいですし、音楽活動で経験したことがお芝居に役立つこともたくさんあると思います。それがいい感じに循環していけば、今よりももっといろんな仕事が面白くなるのではないでしょうか。

――自身を表現できる音楽活動一本に絞りたい、なんて思うことはありませんか?
ディーン・フジオカ どっちも両立させるのは結構ハードなんですよね。例えば、この期間は音楽活動だけ、この期間は役者業だけ…と分けられたら、今よりだいぶ楽になるかもしれませんね(笑)。
(写真:草刈雅之 文:奥村百恵)
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水中撮影や歌唱シーンも!「Permanent Vacation」ミュージックビデオ

【ライブ情報】
◆『DEAN FUJIOKA Live 2017 "History In The Making"』
7月12日(水)13日(木)東京国際フォーラム ホールA
7月27日(木)28日(金)大阪・オリックス劇場
◆『DEAN FUJIOKA Live 2017 "History In The Making” 〜Homecoming in Fukushima〜』
7月15日(土)16日(日)@福島・須賀川市文化センター 大ホール

詳しくはオフィシャルサイトにて
DEAN FUJIOKA Official Site(外部サイト)
DEAN FUJIOKA Official Fanclub(外部サイト)

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