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初公開!生田斗真&広瀬すず『先生!』劇中カット!! 撮影現場に密着

広瀬すずインタビュー「我に返った瞬間に発狂しそうになる(笑)」

和やかな雰囲気のなか、ときにピンと張り詰めた空気に満たされる『先生!』撮影現場。想いを寄せる教師役の生田斗真との切ないシーンを撮り終えたところで広瀬すずにインタビュー。撮影現場の様子を明るく語ってくれた。

撮影を離れて、ぼーっとしてのほほんと生活していました

――今作の役柄にあわせてずいぶん髪を切っていますよね。そこまで短いのは初めて?
広瀬すずけっこう切りました。これまでに一度だけファッション誌『Seventeen』の企画でショートにしたことはあるのですが、ここまで短かったかは正直覚えていなくて(笑)。でもたぶん今回が一番短いと思います。

――周りの反応はどうですか?
広瀬すず過去一番、評判良いです(照)。ショートにしたのを解禁したあと、友だちとか共演者の方々からたくさんメールをいただきました。「めっちゃ良いじゃん!」って(笑)。みんな今までの髪型ではとくに何も言わなかったのに、今回は急にすごくたくさんメールをくれました。Twitterでもすごく大きな反響をいただいています。でも首元が寒くて……(笑)。

――ビジュアルから新鮮な今作の役柄ですが、キャラクター的にもこれまで多かったアクティブな女性とは違うようです。撮影に入る前に準備はしていましたか?
広瀬すず『チア☆ダン』をやらせていただいてから、4ヶ月間作品に入っていなくて、けっこうゆったりしたスケジュールだったんです。このままで街を歩いても全然気づかれないんですよ(笑)。それくらいなんかぼーっと、のほほんと生活していました。だからなのか、すごく普通の生活をしていたから、逆に現場にいる自分に違和感があって……(笑)。でもそれが良いんだろうなって思いました。普通の生活をしていたあの感覚を忘れずにいようと思っています。

人と会わなさすぎて、話し方自体を忘れてしまって(笑)

――そういうふうにちょっと時間が空いたりしたなかで、次への不安は無かったですか?
広瀬すず不安というよりも、人と会わなさすぎて、話し方自体を忘れてしまって(笑)。普通には話せるのですが、大勢の人の前で話すと、会話がサーって終わっちゃうんです。「現場でどんなふうに話していたっけ?」って思いました(笑)。本読みのときに生田斗真さんと話していて、「衣装合わせで会ったときと印象が違う」って言われて、やっと最近現場での振る舞いを思い出してきました。ようやくリズムに乗れてきているのですが、でも(演じる)響がバシバシ行くタイプじゃないので、別にいいのかなと思っています(笑)。

――響のキャラクターは新鮮ですか?
広瀬すずこんなにも純粋で素朴な女の子という役は、過去あまり演じたことがなかったのですが、以前『学校のカイダン』(日本テレビ系)で演じた女の子と少しだけ似ているような気がしました。普通の女の子なんだけど、行動力がすごいというか。これまでは、行動力もあって、よくしゃべるし、ずっと騒いでいる元気な役が多かったのですが、この2作(『先生!』『学校のカイダン』)だけは、ごく普通の女の子が、自分の行動力がどんなものか分からないまま行動しながらも、どんどん前向きに成長していくキャラクターなんだと思います。

――初めての王道ラブストーリーということですが。
広瀬すず私自身、初めてなので、セリフがなんかこう……一瞬我に返った瞬間に、発狂しちゃうんじゃないかって思うくらいで(笑)。でも、普段まったく言わないようなセリフも、この作品ではすごくナチュラルなんです。それがすごく難しいなって思っていました。

――どんなことを大事にしながらその難しい役に臨んでいますか?
広瀬すずずっと微笑んでいるようなおとなしいイメージを持つ響の思いがけない行動を、どうやってナチュラルに持っていくのかをとても考えました。前向きにいくんだけど壁にぶつかって、悩んで、でも周りに支えてもらってっていう、自分だけの力じゃない瞬間が多いので、それはもうみなさんに頼らせていただきながら、撮影に臨んでいます。

先生!

「自分がその人を好きって、どうしてみんなわかるんだろう」高校2年生の島田響は、いまだ初恋さえも未経験。そんな彼女は、ある日、ふとしたきっかけで隣のクラスの担任・伊藤貢作と言葉を交わすようになる。
 世界史の教師・伊藤は、ぶっきらぼうだが生徒思いのまじめな教師。居残り課題を手伝ってくれたり、夜道で守ってくれたり。伊藤はいつも響に優しかった。そんな優しさに触れ、伊藤を“好き”だと自覚した響は、一直線に恋に走りだす――。

監督:三木孝浩
出演:生田斗真 広瀬すず 竜星涼 森川葵 健太郎 中村倫也 比嘉愛未
2017年10月28日全国公開
(C)河原和音/集英社(C)2017 映画「先生!」製作委員会
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