ORICON NEWS
岡崎体育、Mステでの“歌詞忘れ”が話題 音楽シーンに新たな波
初の音楽番組出演、“歌わない”パフォーマンスに驚きの声
カメラワーク、“心の声”をそのまま生かしたナレーション、彼自身の焦りまくる表情、マネージャーが電話で謝っている場面などを含めたユニークな演出は、Twitter上でも「岡崎体育がMステでも歌ってない件www」「岡崎体育、こんな普通の曲やんの!? って思ったら後半やばくて爆笑した」「じわるね岡崎体育」など大きな話題となった。
「MUSIC VIDEO」再生回数1,000万回突破、多くのアーティストも支持
星野源をはじめ数多くのアーティストからの評価も高く、その個性的なスタイルは瞬く間に拡散していった。さらに今年の夏は『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016』、『氣志團万博2016』などの大型フェスに出演するなど、活動の幅も確実に広がっている。
ネットの拡散を意図した仕掛け、本質には優れたクリエイティビティーが
「Voice Of Heart」のMVが1週間限定で配信(GYAO)されているほか、12月7日に発売される1stシングル「潮風」(フジテレビ系アニメ『舟を編む』オープニングテーマ)のテレビサイズバージョンの配信がスタートするなど、新たなジャンルとのコラボレーションも始まっている岡崎体育。フックのある歌詞、ネット上での拡散を意図した仕掛けに注目が集まっている彼だが、その本質は優れたポップネスを備えた楽曲を生み出すクリエイター。楽曲の良さをどう伝えていくかが、本格的なブレイクに向かうためのポイントになりそうだ。
(文/森朋之)