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(更新: ORICON NEWS

この夏話題の“リーズナブルで楽しい”東京湾クルージングを体験レポート!!

この夏は東京湾をクルージング――。このどことなくリッチで、リゾート感たっぷり。そんな魅惑的な響きを持つ「東京湾横断クルーズ」が、この夏限定のリーズナブルな特別企画(片道1000円)として登場!なんと観光周遊ツアーをコミでも2000円代から!! これはいったいどんなツアーなのか!? この目で確かめてみることに!

いち早く旅客船試乗会に参加!東京湾ツーリズムを体験

 『東京〜千葉を結ぶ!クルージング&観光ツアー』東京湾ツーリズム旅客船試乗会が開催されることを聞きつけ、さっそく参加することに。ツアーの集合場所は、東京ビッグサイトに隣接する有明客船ターミナル。乗り込む船は、シャープなデザインがカッコいい「リザーブ1号」(日程によっては、丸みを帯びたデザインの「シャイニービュー号」が運航する日もある)。あいにくの曇り空のなか、さっそうと船に乗り込んでクルージングを開始。船が東京湾を進み、有明客船ターミナルに隣接する東京ビッグサイトが遠く離れていくさまを見ていると、すっかり旅行気分になってくる。

 デッキに登って潮風を浴びてみたり、運転席をのぞき込んでみたりと、のんびりしたひとときを過ごしていると、どんどん爽快感アップ! テンションが上がってくる。東京ゲートブリッジ、東京ディズニーリゾートなども通過ポイントとなっており、海から見るその景色は格別だ。すると次第に工場や倉庫街、貨物船などが見えてきて、クルーズ船は工業地帯のほうへ。海から見るその光景はどこか迫力があって圧倒される。これも東京湾クルーズならではの楽しみだろう。

まあたらしい桟橋・複合施設ケーズハーバーでシーフードランチ!

 有明からおよそ2時間の運航を終え、船は4月にオープンしたばかりの千葉みなと旅客船桟橋に到着。こちらにはシーフードレストランやカフェ、リラクゼーションサロン、フラワーショップ、ダイビングショップなど9つの店からなる複合施設ケーズハーバーが併設されている。
 ちょうどお昼どきでおなかも減ってきたところなので、シーフードレストラン「PIER-01」に入店。白を基調とした吹き抜けの天井がゆったりとした空間を演出していて、とってもオシャレな雰囲気。高さ8.5メートルの巨大水槽に多種多様な魚が泳いでおり、まるで水族館のよう。こちらでは海鮮丼を注文。開放的な空間の中で楽しむランチは格別だ。
 2階には、多くのモデル、スポーツ選手が愛用し話題沸騰中だというコールドプレスジュースの「blue PADDLE」が営業。ここでは、りんごやアサイーなどが配合され、エイジングケアや眼精疲労に効くという「ruri」、そしてパインやパプリカ、レモンなどが配合され、集中力アップ、疲労回復などに効くという「canaria」を飲むことにした。体の中からリフレッシュができて、これからのツアーに向けてあらためて活力をもらったような気分になった。

千葉周遊観光ツアーへ!まずはモノレールを貸し切り

 その後は周遊観光ツアーの見学に向かうことにした。今回用意された6つのツアーのなかからまずは「千葉都市モノレール車両基地見学ツアー」に潜入することに。これは千葉みなと駅からモノレールを貸し切りで移動。このモノレールは、2001年には「懸垂型モノレールとしては営業距離世界最長(15.2キロメートル)」としてギネス世界記録にも登録されているのだとか。モノレールに乗り込むと、マスコットキャラクターのモノちゃんがお出迎え。乗車中は、ガイドさんが90度カーブや、床がガラス張りになっているスペースなど、普段乗っているだけではわからない見学ポイントをしっかり教えてくれる。次にまたモノレールに乗るのが楽しくなりそうだ。
 終点の動物公園駅で下車し、徒歩で車両基地に移動。途中には、千葉モノレール開業から引退まで25年間走り続けたという第1号車両(1001号車)が展示されており、おのおのがそこで記念撮影。さらに車両洗浄も見学することもできて、その迫力に思わずワクワクしてしまった。

 車両基地内では、普段見られないような部分をさまざまな角度から見学。担当の方からは、懸垂型モノレールというぶら下がり型のモノレールが、いかに落ちないような仕組みになっているのかを解説してもらって感心するばかり。こちらのモノレールは、車両をつり下げている部品に万が一支障が生じた場合であっても、二重の安全装置としてワイヤが取り付けられているのが特徴なんだとか。しかもこのワイヤを切り分けた“落ちない”受験用のお守りまで作ったこともあったという。なんだかユニークで親近感がわいてくる。

ビール工場に潜入!できたての黒ラベルの味は最高!!

 そしてこの日は、別の周遊観光ツアーとなる「船橋のサッポロビール工場ツアー」にも参加した。こちらのツアーは、サッポロビール千葉工場で、サッポロ黒ラベルがいかにして作られているのか、その行程を学ぶことができるようになっている。普段飲んでいるビールはこうやってできているのか……。これからビールを飲むときもおいしくいただけそうだ。
 工場内をひと通りまわった後、ツアーの最後はツアー参加者だけが入れる「コミュニケーションステージ」に。こちらにはできたての黒ラベルの試飲コーナーが! もちろんソフトドリンクやノンアルコールビールも用意されているので、アルコールが飲めない人も安心。さらにこの日は、缶ビールをおいしく飲むコツを伝授してもらった。一度目は高いところから、二度目はゆっくりと、そして三度目は泡を盛り上げて、というように三度に分けてグラスに注ぐのがおいしいビールを飲むコツなのだとか。

 実際にその飲み方をしてみると、クリーミーな泡がまろやかで、参加者からの評判も「おいしい!」と上々。みんな次からは必ずそうすることだろう。そんなおいしい飲み方を知ることができただけでも、「来てよかった」と得した気分!

お得なツアーを終えて…次はどこに参加しようかな

 今回潜入したツアーは、「千葉都市モノレール車両基地見学」と「船橋のサッポロビール工場見学」だけだったが、ほかにも「梨直売所お買い物&ふなばしアンデルセン公園散策」「ブルーベリー摘み&アイススケート体験」「東日本製鉄所工場見学&プラネタリウム観賞」「文豪ゆかりの老舗旅館昼食&漁港見学」といったユニークな内容のツアーが用意されている。

 同ツアーは、千葉市、船橋市が連携し、“東京湾の魅力を海上から楽しむ”新しい観光の創出を目的に7月28日から9月19日にかけて行うもの。こんな魅力的な日帰りプチ旅行をリーズナブルな価格で楽しめるなんてとってもお得だ。一度参加したら、「今度は何のツアーに参加しようかな」なんて思わず迷ってしまいそうだ。
(文:壬生智裕)

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