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アーティストの“ミュージックビデオあるある”が人気の岡崎体育 YouTubeやSNSで人気のヒミツを語る

話題のMV3連発 制作の裏側エピソードを岡崎体育が告白

『MUSIC VIDEO』
「使っている映像の技法も多く、とにかく制作時間がかっています。細かく移動しながらジャンプしたコマ撮り部分は、体力も使うし特に大変でした。出演者はすべて、僕や映像監督の知り合い。素人さんばかりなところは、まぁ、ハートウォーミング感が溢れているのではないかと(笑)。最後のシーンは、ブレないようにスタビライザーのついたカメラで撮影しているのですが、あれも監督がわざわざ購入してくれたんです。ドローンで撮った風に見えるよう、ゼーハー言いながら走って撮ってくれて。お金がかかっていない分、手間と体力を存分にかけた密度の高い作品です」
『家族構成』
「この曲は、もともとライブで紙芝居形式でやっていたんです。2013年頃で、そのときにたまたま、映像監督の寿司くんが観に来ていて。ライブのあとに“これ、映像化できたらおもしろいね”と話していて、その半年後に実現しました。曲の歌詞が脚本になっていて、それに合わせて寿司くんが映像を当てはめてくれたので、MVというよりは“実写化した”みたいな感覚ですね。この曲が、映像ありきの音楽としての出発点でもあり、今に至る方向性を決めた大事な作品です」
『FRIENDS』
「これもライブでやっていることを、そのまま映像化しました。『家族構成』同様、目を惹くために何か小道具を使おうと思って、最初は中古屋さんで買ったパペットを使ってライブをやっていたんです。(歌詞について)バンドに恨みはないですが、妬みはありますね(笑)。僕はひとりなので、バンドが楽屋で話し合っていたりするのを羨ましく思っていたので。“ひとりでやる利点、優位に立てる部分はどこか!?”という葛藤が、そのまま歌になりました」

(文/根岸聖子)

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